運転免許証がゴールドになるための条件・方法【メリット・特典】

ゴールド免許になるには条件があるのか

あなたはゴールド免許所持者ですか?

ゴールド免許を持っていると、なんとなく運転が上手いベテランドライバーを想像してしまいますね。でも実際は20代の若者にはゴールド免許所持者がほとんどいません。

初めての免許証の色であるグリーンからゴールドに変わっていくための条件や方法を解説していきましょう。

ゴールド免許とは

ゴールド免許とは有効期限が書かれている部分が金色(ゴールド)になっている免許証です。正式には『優良運転者免許証』といいます。

免許証の色は3色ある

運転免許証の色は3色あり、段階を経ていくことでステップアップしていきます(飛び越し階級はできない)。

グリーン免許

運転免許証がゴールドになるための条件・方法【メリット・特典】

初めて取得した免許証がグリーン免許。免許取得から3回目の誕生日の1ヶ月後まで有効です。

ブルー免許

運転免許証がゴールドになるための条件・方法【メリット・特典】

グリーン免許を更新すると次にもらえるのがブルー免許。ブルー免許は運転歴や違反歴によって3種類に区分されます。

[初回講習者] 運転免許歴が5年未満の人で運転免許取得後、初めての更新。有効期間3年間。

[一般運転者] 運転免許歴が5年以上の人で過去5年間に軽微な違反(3点以下)が1回のみ。有効期間5年間(70歳は4年間、71歳以上は3年間となる)。

[違反運転者] 運転免許歴が5年以上の人で過去5年間に軽微な違反が2回以上または4点以上の違反がある人。有効期間3年間。

ゴールド免許

運転免許証がゴールドになるための条件・方法【メリット・特典】

運転免許証の有効期間が満了する日の前の5年間、無事故・無違反の優良者に交付されます。有効期間5年間(70歳は4年間、71歳以上は3年間となる)。

ゴールド免許になるための条件の注意点

ゴールド免許になるための条件は、『5年間無事故・無違反』であることです。ただ正確には、免許更新年度の誕生日の41日前から数えた過去5年間になります。単純に過去5年間ではないので要注意です。

なお、無事故とは人身事故がないことで(物損事故はカウントしない)、無違反とは違反点数がつく違反をしていないことです。

車を運転しないペーパードライバーならまだしも、日頃から運転する人が5年間無事故・無違反をクリアすることは意外と難しいのでゴールド免許を所持する意味が分かってもらえるのではないでしょうか。

ゴールド免許のメリットや特典とは

運転免許証がゴールドになると様々なメリットや特典を受けられます。

免許証更新の講習時間短縮や手数料の軽減

一般では1時間・初回や違反では2時間掛かる講習がゴールドでは30分で済みます。

また更新手数料が安くなり、手続き場所の拡充などもゴールド免許のメリットです。

自動車保険の割引を受けられる

ゴールド免許所持者=安全運転をするドライバーなので事故リスクが低いと判断され、自動車保険の割引を受けることができます。

最大では10%程度の割引を受けられるので対象者は大いに利用しましょう。

参考記事:ゴールド免許割引で自動車保険料を安くする方法

ゴールド免許は5年間無事故・無違反した証であり、安全運転をしているドライバーの勲章です。

車を運転する全員がゴールド免許を目指してもらいたいし、ゴールド免許所持者は維持に努めてもらいたいものです。


ゴールド免許に憧れたり、ゴールド免許を守りたいドライバーが多いのはそれだけ社会的に信用されるからですね。私もゴールド免許所持者ですが、免許証を見せると驚かれることが多くあります。それだけゴールド免許になることが難しいということなのでしょうか。