中古車を個人売買やヤフオクなどで購入するとお得なのか
中古車は販売店から買う方法以外にも、個人から買うことができます。
車の個人売買で有名なのはヤフオクですが、様々な車種が売られています。価格だけを見ると何となくお得に感じてしまいますが、中古車を個人売買で買うときにはメリット・デメリットや注意点が存在します。
中古車個人売買のメリット
- 安く買える、高く売れる
- 消費税や手数料が不要
- 中古車市場に流通しにくい車を買える可能性がある
個人売買では販売店などの業者が得る利益を省くことができるので、買い手側は安く買えて売り手側は高く売れるのでお互いが得になることがあります。
個人売買には消費税が掛かりません。その他にも仲介料や登録手続きなどの代行手数料も掛からないので、その分安く買うことができます。
大幅に改造された車や希少車など、中古車市場に流通させにくい中古車が稀に個人売買で見つけることができます。そのような車を狙っている人にはメリットがあると言えるでしょう。
売り手側と買い手側がお互い利益を受けやすいのが個人売買のメリットですが、それ以上にデメリットがあります。
個人売買は手続きや代金トラブルへの対応が問題
安易な個人売買はトラブルに発展しやすく結果的に損をしてしまうこともあります。
中古車個人売買のデメリット
- 現状維持での売買が基本
- 適正価格なのか判断が難しい
- 手続きは全て個人で行う必要がある
- 車両や代金の受け渡しに不安がある
- 売買におけるクレームやトラブルの問題
中古車販売店から買う場合には整備や車検を受けてから納車してもらうことが可能ですが、個人売買では基本的に現状のままでの購入になります。そのため整備や車検が必要なときには自分で手配しなければなりません。車両の状態も全て自分で判断する必要があり、修復歴の有無や不具合を生じている箇所の確認など、買い手側に目利き能力が必要です。
個人売買の車両価格は売り手側の言い値だったりオークションの落札額となるので、実際の中古車市場価格やその車の持つ価値に対して適正な価格であるのか判断が難しくなります。
名義変更などの各種登録変更手続きを全て個人で行わなければなりません。売り手側、買い手側のどちらかが譲渡手続きを完結させることができないと、後々大きなトラブルに発展してしまいます。
見ず知らずの相手との取引となる個人売買では、車の受け渡し方法や代金受け渡しのタイミングなどで信用性の不安が問題となります。中古車販売店と違って、契約書を交わさないケースが多いことも不安に繋がります。
代金を支払ったのに車を渡してくれない、譲渡手続きに応じてくれないなどのトラブルや、実は事故車だった、重大な欠陥を隠していたなどのクレームなどが発生した場合には、全て自分で相手と交渉しなければなりません。
個人売買での中古車購入を検討する場合には目先の安さだけを見て判断するのではなく、車両の確認や手続きの方法など、ありとあらゆることを総合的に判断して購入に踏み切らないと結果的に損をしてしまいます。
購入意思を伝える前に、少しでも信用できない相手だと判断したらきっぱりとその車は諦めることも大切です。
もしあなたが車や手続きなどの知識が充分でないのなら、個人売買には手を出すべきではありません。➤➤➤《ズバット車買取比較》最大10社無料一括査定なら厳選された信用できる中古車を探すことができるので安心です。
中古車の個人売買で一番怖いのは「代金を支払ったのに車を渡してくれない」ことと「譲渡手続きができない」です。中途半端な知識で車の個人売買に手を出すと大怪我をしてしまうので、安易な気持ちでの取引は禁物です。