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似てるようで意味が異なる道路標識、あなたは分かる?
車を運転しているときに必ず見ている『道路標識』ですが「あの標識はどういう意味だっけ?」と考えてしまうことはないでしょうか。
道路標識は運転免許証を取得するときに覚えたはずですが、時が経つとともに見慣れない標識の意味を忘れつつあります。
そこでちょっと難しくて迷いがちな道路標識をクイズ形式で出すので答えを考えてみましょう。
道路標識クイズ 1
これは『車両通行止め』です。わかりましたか?
なんとなく「なにかがダメですよ」という雰囲気だけは伝わってくる道路標識ですよね(笑)
自動車・二輪車・原付自転車・軽車両(自転車やリヤカーなど)が通行できないという意味の標識です。歩行者は通行可能です。
道路標識クイズ 2
こちらは『二輪の自動車以外の自動車通行止め』です。
「自動車」が2回出てきてややこしいですが、オートバイ(大型自動二輪・普通自動二輪など)は通行可能で、その他の自動車は通行不可という意味です。うーん、ややこしい。
道路標識クイズ 3
ではこの道路標識の意味が分かりますか?
よく見ると複数の標識が組み合わさっているようですが・・・。
答えは『車両(組合せ)通行止め』。標識に表示されている車両の通行ができないという意味です。
この場合は「自動車と二輪車の通行ができない」ことになります。なお標識の下側に『原付を除く』と補助標識が示されていれば原付バイクの通行ができます。これまたややこしい。
道路標識クイズ 4
左側が『駐停車禁止』で、全ての車両が駐停車できないという意味です。
上にある数字は禁止される時間を表しており、この時間外なら駐停車が可能になります。
右側は『駐車禁止』の標識です。「全ての車両が駐車できない」という意味で、上の数字は駐停車禁止と同様です。
道路標識クイズ 5
ではこの道路標識の意味はわかりますか?なにやら寸法が書いていますが・・・。
答えは『駐車余地』。意味は「車の右側に補助標識に示された駐車余地が確保できない場合には駐車できない」となります。ん?何度か読み返さないと理解できない(笑)
この場合は「右側に6メートルのスペースが取れなければ駐車できませんよ」ということです。さすがにこの道路標識を答えられた人は少ないですよね。
似たような表示でも全く意味が違う標識もある
道路標識クイズ 6
原付バイクに乗る人はこの道路標識を目にすると「面倒だなー」と感じますよね。『原動機付自転車の右折方法(二段階)』である。
この標識が設置されている信号のある交差点で三車線以上ある場合、原付バイクが右折するときには二段階右折しなさいという意味です。
ではどちらが『原動機付自転車の右折方法(二段階)』の標識で、もうひとつの標識の意味は何でしょうか?
答えは左側が『原動機付自転車の右折方法(二段階)』の標識。
では右側は何かというと『原動機付自転車の右折方法(小回り)』という名称です。ん、小回り?
左側の標識とは正反対で、「交差点では中央に寄って右折しなさい」という意味で二段階右折禁止ということです。これはかなりややこしいですね。
特に、たまにしか原付バイクに乗らない人はこの標識自体を知らないと思うので注意しておきましょう。
この他にもパッと見ただけでは「意味が分かりにくい道路標識」がたくさんあるので、この機会にぜひ復習しておくことをおすすめします。
自動車学校で散々苦労して覚えたはずの交通標識も、改めて確認すると忘れているものが多くてびっくりしてしまいます。特に注意を促す標識はしっかり意味を把握しておかないと、イザというときに役立たないので覚え直す必要がありそうですね。