免許証不携帯で捕まったときの違反点数や罰金はどうなるのか
車を運転するときには必ず運転免許証を持っていなければならないのは誰でも知っているはずです。しかし車を運転していたときに、警察官から免許証の提示を求められて応じられなかったときにはどのような違反になるのでしょうか。
免許証不携帯では違反点数は加算されない
免許証を携帯していないまま車を運転することを『免許証不携帯』と呼びますが、違反点数と罰金はどれくらいかご存知でしょうか。
- 違反点数無し
- 反則金3,000円
以上です。
免許証不携帯は重大な交通違反ではないので、違反点数処分は無く反則金のみの処分となります。
※免許証不携帯のような軽微な違反では行政処分である『反則金』が適用され、飲酒運転や無免許運転などの重大な違反な違反では刑事処分となる『罰金』が適用されるので覚えておきましょう。
免許証不携帯でゴールド免許から降格となるのか
それではゴールド免許所持者が免許証不携帯で違反となった場合、ブルー免許に降格になってしまうのだろうか。
ゴールド免許は運転免許証を取得してから5年以上経過しており、過去5年間に渡り違反点数の付く事故や違反をしていない場合に交付される免許証なので、違反点数が加算されません。
免許証不携帯ではブルー免許に降格になることはありません。ただし他に点数が加算されるような違反を犯せば、ゴールド免許からブルー免許に降格してしまうので安全運転に徹してくださいね。
免許証を常に携帯するのが面倒だからといってコピーを車の中に保管している人がいます。しかし免許証の原本でなければ有効と認められないので、免許証不携帯となってしまいます。
また、当然ながら免許証はひとりに1枚しか交付されないので、複数の免許証を所持することは不可能である。
免許証を車のダッシュボードに入れておくのは、車上荒らしによる盗難などによる偽造や悪用に遭う可能性があるのでおすすめできません。
免許証を財布に入れて携帯する人が多いようです。しかし最近はスマホだけがあれば現金は要らない時代なので、財布そのものを持たずに出掛けてしまうことが多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが『免許証ケース』です。
免許証ケースに免許証を入れると共に車のキーも入れておけば、車に乗るときに免許証を忘れずに出発できます。
一度免許証不携帯で捕まれば3,000円も反則金を納めなければならないので、反則金を払ったと思って免許証ケースを購入しておけば違反を防止できるのでおすすめです。
身分証明書としての役目も持つ運転免許証は、重要な証明書なのに意外と乱雑に扱われていることが多いようです。車を運転するときに必ず携帯するのはもちろんですが、盗難や紛失にも充分に気を付けて大切に保管してください。