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日産のノートがモデルチェンジ
ライバルに押され気味の日産ノート。レンジエクステンダーで巻き返しか
日産の主力車種のひとつである『ノート』は、幅広い世代から人気のコンパクトカーです。
常に販売台数ランキングで上位にランクインするノートですが、近年はトヨタアクア、ホンダフィット、マツダデミオなどに押され気味で、ハイブリッドモデルを持たないノートは時代に取り残されている感があったのも事実です。
新型ノートはレンジエクステンダー採用のEVモデル追加か
ハイブリッドモデルがないノートですが、次期新型ノートには『レンジエクステンダー』採用のEVモデルが追加されるようです。
出典:http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/201206/index2.htm
レンジエクステンダーとは
通常ハイブリッド車というとエンジン+モーターを連想されると思いますが、もうひとつのハイブリッドが『レンジエクステンダー』です。
従来のハイブリッド車では動力源として使用するエンジンを、レンジエクステンダーでは発電専用として使用します。エンジンで発電された電気でモーターを駆動し走行するレンジエクステンダーは、ハイブリッド車でありながらEV車(電気自動車)と同様の走りとなります。
しかし搭載されるエンジンで発電~小型化されたリチウムイオンバッテリーに充電を行うので、EV車の最大の欠点である航続距離の短さを完全に払拭することができます。
モデルチェンジする日産新型ノートの燃費やエクステリア
気になる燃費やエクステリアは?
新型ノートの燃費は、ライバルであるトヨタアクアを超えてくることが予想され、38~40km/L程度になるのではと思われます。
発電用エンジンは1.2L直列3気筒になりそうですが、走行用エンジンと違って燃費効率の良い2,000~3,000rpm付近で稼働できるので低燃費は充分に期待できます。
新型ノートの気になるエクステリアは、
・Vモーショングリル
・ブーメランシェイプヘッドライト
・フローティングルーフ
などの最近の日産車らしいデザインとなりそうです。
気になる価格は250万円前後とやや高めな設定になりそうですが、補助金制度により実質的にはライバル車と互角になる可能性があります。
発売開始は2016年11月の予想です。新型ノートの登場で再び日産の主力車に返り咲くことができるのか期待ですね。
既にシボレーボルトやBMW i3に搭載されているレンジエクステンダーですが、国産車では新型ノートが初採用となりそうです。日産としてもこのレンジエクステンダーに起死回生を賭けていると思われるので、新型ノートの動向には目が離せませんね。