車両保険の補償範囲や補償内容とは

車両保険の種類によって補償範囲が異なる

車両保険は自分の車に対する保険です。事故などで車が壊れたり損害が発生した場合、契約時に定めた協定保険価額の範囲内で保険金が支払われます。

車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2種類があって、補償範囲や内容が大きく異なります。もちろん保険料も違ってくるので自分に合ったほうを選ぶようにしましょう。

※ここでは「一般型」と「エコノミー型」で区分していますが、保険会社によって「オールリスク型」や「車対車 限定A」などとよぶことがあったり、さらに細分化している会社もあります。

車両保険の補償範囲・補償内容

一般型」と「エコノミー型」の2種類がある車両保険ですが、補償範囲や内容が違います。

一般型 エコノミー型
他車との衝突
盗難・落書きによる被害
火災・水害等の被害
落下物・飛来物による被害
自損事故
×
当て逃げ
×
地震・噴火・津波による損害
×
×

補償範囲が広い一般型車両保険

一般型の車両保険はオールリスク型といわれるように、地震や噴火、津波をのぞいたほとんどすべての事故や損害を補償する保険です。

一般型車両保険は補償範囲や補償内容が充実している保険ですが、デメリットは保険料の高さです。

保険料が安いエコノミー型車両保険

エコノミー型車両保険は自損事故や当て逃げなどが補償されない代わりに保険料の安さがメリットです。自分でぶつけた修理は自腹で直すという考えならエコノミー型で十分でしょう。

車両保険の加入率と等級

車両保険に加入している人の割合は40%程度です。対人・対物補償と違って必ず必要な保険とはいえず、保険料の高さもあって加入する人が限られています。

車両保険を使った場合、翌年からの等級が3等級ダウンします。天災による補償や自分自身に過失がない場合の補償は1等級ダウンです。

保険料が高い車両保険を検討するときはできるだけ多くの保険会社から見積もりをもらうようにしましょう。なかでも→→→保険スクエアbang!自動車保険一括見積もりサービスがおすすめです。

見積もりの比較をするだけで保険料が数万円もお得になるかもしれません。あなたも気軽に利用して賢い保険選びをしてください。


この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
車両保険に加入していると安心感が違います。しかし問題は保険料の高さで、特に一般型の保険料を見ると考え込んでしまいます。補償範囲や免責金額などを上手に設定して、余計な保険料を払わないようにしたいですね。