免許証更新時に交通安全協会費を払わない方法

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免許証更新時にお願いされる交通安全協会費は払う必要があるのか

免許証の取得時や更新時に『交通安全協会費』をお願いされて払うべきか悩んだ人は多いと思います。

でも、並んでいる人たちが払っているのを見ると『払った方がいいのかな』と周囲に流されるがまま、ほとんどの人が交通安全協会費を払っているようです。

そんな私も18歳で運転免許証を取得したときには世間知らずだったので、交通安全協会費を払った記憶があります。でも最初の更新時から現在まで『一切、払ったことがありません』。

払うに値するお金ならきちんと払いますよ。でも払ったお金の使い道に納得できないので今後も払うつもりは毛頭もありません。ところで多くの人がお金を払って支援している『交通安全協会』とは何をしているところかご存知ですか?

交通安全協会とは

交通安全協会とは交通の安全を目的とする非営利法人です。

全国組織や都道府県単位、さらに警察署別の地域単位まで枝葉が伸びて、非常に大きな団体のようです。職員の多くは元警察官です。簡単に言えば天下り組織ですね。

交通安全協会の活動として、

  • 交通安全運動
  • 免許証更新の伝達、更新事務
  • 申請書や収入証紙に委託販売
  • 反射シールや反射材などの交通安全グッズの頒布
  • 交通安全功労者の表彰

などを行っています。

どうでしょうか?あなたが払った交通安全協会費は有効に使われていると判断できたでしょうか?私自身には何もメリットがあると思えません。

交通安全協会費を払わない方法

免許証の取得時や更新時に、1年につき300~700円の交通安全協会費を『お願い』されます。有効期間が5年だと結構な金額になりますね。地域によっては有効期間に関わらず一律料金になっていることもあります。

ところが交通安全協会費はあくまで『お願い』されたことに応じて払う『任意』であって、『強制』ではないのです。

もしあなたが交通安全協会費を払うことに納得できなければ、免許証の取得時や更新時に協会費を『お願い』されたときに『払いません』とか『嫌です』『加入しません』と言うだけでOKです。

交通安全協会費を払わないデメリットはペラペラの免許証を入れるビニールケースが貰えないことです。もしこのビニールケースが欲しければ交通安全協会費を払ってください。

なお、交通安全協会費を払わないと次回の免許証更新のお知らせが届かないのではと心配する人がいますが、免許証の更新通知は交通安全協会ではなく公安委員会が行っています。

ちゃんと案内ハガキが届くので安心してください。もちろん免許証の有効期間が短くなったり、更新時間が長くなるなどの差別はありませんよ。


免許証の更新受付時に交通安全協会費を払わないと、私の後ろに並んでいた人が必ず戸惑った表情をしながら交通安全協会費を払う光景をよく目にします。個々の判断によって任意で払う交通安全協会費ですが、周りに流されることなく必要でないと思ったら払わない選択もあると覚えておきましょう。