レーシングカーの最高峰「F1実車マシン」を買う方法はあるのか
車好き、特にサーキット走行やレースを嗜む人にとっていつかは手に入れたい究極のマシンが『F1』であることは間違いありません。
しかしご存知のようにF1カーは市販されていないので一般人には入手不可能な代物です。
出典:http://www.classicteamlotus.jp/
ところが、『モナコグランプリ・ヒストリック(F1モナコグランプリで優勝した唯一の日本人ドライバー)』のように、一般人がF1レースに参加していたり、サーキットでのフリー走行をF1で楽しむ光景を見かけます。
果たして彼らはどのようにしてF1マシンを入手したのか、はたまたF1マシンの中古を一般人が買うことができるのか調べてみましょう。
※ここで言う一般人とはF1チームのオーナーやスポンサー以外の人のことを指しており、一般認識の一般人とは意味が異なる場合があります。
F1マシンを所有するには
驚くことに過去のF1マシンたちはお金さえあれば購入して所有することが可能です。
『CARS INTERNATIONAL』のようなビンテージF1を販売するショップがあったり、フェラーリのF1中古車販売を事業展開している会社もあります。
もしあなたがF1マシンの中古を探しているのならば、RMオークションやボナムズなどのオークション会社の動向にアンテナを向けるといいでしょう。運とタイミングが良ければ、歴史的に価値があるF1マシンに巡り合えるかもしれません。
日本にもビンテージF1を扱っているスペシャルショップが存在します。
『Classic Car.jp』などが有名で、2016年6月時点では『1977年 Walter Wolf Racing F1』が販売車両リストにラインナップされています。
出典:http://www.classiccar.jp/
販売価格などは要問合せのために不明ですが、当時日本でも大人気だった「Walter Wolf Racing」のF1実車マシンが売っているとは驚きです。
このようにF1マシンを購入して所有することは夢物語ではないようです。ただしそれなりの購入費用と維持費が必要になります。それが一番の問題ですね。
過去のF1中古車にも2種類あります。エンジンが外された展示専門車は安ければ数百万円で入手できるようです。なお、直近2年間のF1マシンは販売されていません。これは最新鋭の技術やノウハウなどの知的財産を保護するためです。