煽り(あおり)運転されたときの対策・対処法
とても迷惑で危険な煽り運転
前方車両に対する煽り(あおり)運転は嫌がらせで迷惑であり危険行為でもあります。しかし普通に運転しているのにあおってくる輩もいて、その対処に悩むことも多いですよね。
そこで今回は車間距離を詰めてくるあおり運転の対策や対処法についてまとめます。
あおり運転とは
あおり運転とは、
- 前方車両に対して異常なまでに車間距離を詰めて、道を譲るよう強要する
- 前方車両を追い回す
- ハイビーム、パッシング、クラクション、幅寄せなどをして相手を威嚇する
このような嫌がらせ、脅し行為のほかに、故意に事故を起こす当たり屋もあおり運転に含まれます。
なぜ煽り運転をしてくるのか
あおり運転は絶対にしてはいけない行為ですが、あおられる原因が自分にもないかチェックしてみましょう。
- ノロノロとしたスピードで走っていないか
- 前方車両との車間距離をとりすぎていないか
- 頻繁にブレーキを踏んでいないか
- 急ブレーキ、急減速を繰り返していないか
- わき見運転やふらついた運転をしていないか
- 常に追い越し車線(右車線)を走っていないか
自分自身がこのような運転をしていないのにあおってくる車がいたらそのドライバーは悪質といえます。
後続車にあおられたときは気にせず相手にしないのが一番ですが、そういかないときもあると思います。実際にあおり運転されたときは、どう対処したらいいのか見ていきましょう。
あおり運転をされたときはどうする
後続車にあおられたときに、まったく相手にしないのは難しいですよね。では実際にあおられたらどのような対処をするのが最善でしょうか。
道を譲って先に行かせる
これが一番の対処方法。下手にあおり返したりするとトラブルの原因になるのでやめておきましょう。
道を譲ってもしつこくあおってくるときは無視して相手にしないことです。こちらまで頭に血が昇ったら相手の思う壺になるのであくまでも冷静に対処しましょう。
あおられないための対策
あおり運転を未然に防ぐための対策として一番効果があるのは、ドライブレコーダーによる動画撮影です。
あおり運転をしてくる車を動画撮影することで、トラブルや事故が起きたときの証拠にもなります。さらに警察へ被害を訴える用意があることを相手に示す威嚇効果も期待できます。
さらに「ドライブレコーダー作動中」と分かるように赤いランプを光らせたり、後方録画中のステッカーを貼っておけば完璧ですね。
あおり運転されたときに急ブレーキを掛けたり、逃げるために速度を上げたりすると、余計に相手をイラつかせるだけなのでやめておきましょう。もし強引に停車させられたときは、窓を閉めてドアロックしてからすぐに警察へ通報することです。