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廃車寸前の古い車や過走行車は査定ゼロなのか
物を大切にする風潮がある現在では、3年や5年で車を買い替えることは少なくなりました。
しかしさすがに10年を超えたり、10万キロも乗ると、廃車にして買い替えを考える人が多いようです。そんな廃車寸前の古い車や過走行車を買取や下取りに出して、『査定ゼロ』と言われて納得していませんか?
しかし廃車寸前の古い車や過走行車が全て価値がないとは限りません。それどころかあなたが本来の価値に気づいていないだけで、本当は廃車でも値が付く車なのかもしれません。
廃車寸前の古い車や過走行車を買取りや下取りへ出す前に、お得なコツを学んでみましょう。
廃車寸前の古い車や過走行車はどうやって価値が生まれるのか
10年を超えた車や10万キロ超の走行距離の車は、通常の買取や下取りでは査定がつかないことがほとんどです。しかしそんな廃車寸前の車でも価値が生まれる方法があります。
廃車寸前の車でも海外へ輸出する
ニュースなどでも見たことがあるかと思いますが、日本車は世界中のどこに行っても大人気です。とにかく壊れずに信頼性抜群でタフな日本車は、多少外観に難があったり、走行距離が多くても海外では高値で取引されています。
実は10万キロ程度で過走行と言っているのは日本くらいなもので、海外では20万キロや30万キロは平気で走っている車が大半なのです。
日本では価値がないと言われている車を海外に輸出して、利益を上げている企業もたくさん存在するほど日本車には価値があるのです。
廃車を分解してパーツとして販売する
価値がないと判断された車は全てスクラップされるわけではありません。解体業者に渡ったあと分解され中古パーツとして市場に流されます。
近年は車を長く乗る傾向にあり、修理費を安く抑えるために中古部品を使って直すことがよくあります。
また、日本車の中古部品は海外からも大人気です。このことから中古パーツ市場は常に品薄で解体車を求めているのが実情です。
廃車をスクラップにして鉄くずとして生まれ変わる
どうしても使えない部分はスクラップされて鉄くずなどに変えられます。この分野でも近年のリサイクル化の浸透や資源難で価値が上がりつつあります。
このように廃車寸前の古い車や過走行車でも価値があり値が付くのです。通常の買取はもちろん、廃車も買い取ってくれる『カーネクスト』で無料査定をしてみましょう。
事故車や不動車でも買取りしてくれます
廃車寸前だと思っていても、車種によっては思わぬ高値が付くことも!
中古車情報を見ると、年式が古い車でもかなりの高値で売られていることがあります。特にスポーツカーに多いようですが、当時の新車価格を上回る値段で取引されていることも珍しくありません。
これらの年式が低いスポーツカーは少し前にはそれほど高値が付いていませんでしたが、近年外国での(日本車の)旧車ブームで日本からの輸出が急増し、流通価格が高騰しています。
当然ながら20~40年前の旧車は現存車しかこの世にはないので時間が経つにつれて玉数が減少するし価格が上がっていきます。
AE86やR32スカイラインGTR、RX-7など、ひと昔前のスポーツカーがもし自宅の駐車場に眠っていたら、一度査定してみることをおすすめします。
古い車や過走行車をディーラーや中古車販売店に出すと査定ゼロはおろか、廃車手数料を払わなければならないケースになることもしばしばです。しかしその道のプロである専門業者なら高値で買取ってもらえる可能性もあります。古いからと諦めずにまずはアタックしてみましょう。