生産中止から14年 トヨタスープラがモデルチェンジで復活か
2002年8月に排気ガス規制により生産中止となった『トヨタスープラ』はアメリカンナイズされたGTカーとして人気のモデルでした。
後継モデルの噂はありましたが、2017年秋~2018年頃の発売を目標に開発が進められているようです。
新型スープラのプラットフォームはBMW Z5と共有化
新型スープラのプラットフォームはBMW Z5と共有化されるようです。そしてパワーユニット開発や生産もBMWで行い、ボディのデザインのみをトヨタが担当することになるようです。
気になるエンジンは2種類。BMW製2.0L DOHC 直4ターボエンジンと、同じくBMW製となる3.0L DOHC 直6ターボエンジンの予定。
後者の3.0Lエンジンにはル・マン24時間レースで活躍した『トヨタTS050ハイブリッド』の技術を生かしたハイブリッドシステムの搭載があるかもしれません。
パワーは400ps程度、ミッションは6速MTまたは8速ATとなり、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の採用も噂されています。
運動性能を左右する重量は、カーボンの多用化やBMWによる軽量化によって、1,400kgを切る可能性があり軽快な走りを期待できそうです。
FT-1がスープラになるのか
出典:http://www.toyota.com/concept-vehicles/
画像は『FT-1』と呼ばれるコンセプトカーです。
アメリカでトヨタのデザインを手掛ける『Calty』により生み出されたボディのラインはイタリアンスポーツカーを彷彿させるものがあります。
このFT-1がスープラとして登場するのかですが可能性としては高そうです。
出典:http://www.toyota.com/concept-vehicles/
インテリアを見るとシンプルながら近未来的なデザインとなっています。
画像は2ペダルなのでATのようですが、ステアリングに配されたシフトインジケーター、スイッチ、パドルシフトなどレーシングカー同様な作りになっています。
気になる価格は1,000万円前後が予想されています。ちょっと庶民には手が出ない高嶺の花となりそうですが、どのような形で登場するのか今から発表が楽しみです。
初代スープラのオーナーだった私にとっても新型での復活には期待しています。問題はFT-1の魅力あるスタイルをどこまで実現化できるのかですが、できればこのまま市販してもらいたいと思うのは私だけではないはずです。