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GRX130系最後のマイナーチェンジを2016年11月に実施
トヨタの4ドアセダン『マークX』が2016年11月にマイナーチェンジされます。
GRX130系は発売開始から7年が経過していますが、2019年に生産終了が噂されているのでマイナーチェンジは今回が最後となり、最終型のマークXになりそうです。
エクステリアはフロントマスクを大幅変更
マークX最大の特徴であるフロントマスクに大幅な変更が加えられるようです。
ヘッドライト(LED採用)&バンパーのデザインを変更。それに伴いフロントグリルが改良されます。リア周りはコンビネーションランプがスモークタイプになる可能性があるようです。
これらの変更により他のトヨタ車と共通のフェイスになります。
トヨタセーフティセンスPを搭載
出典:http://toyota.jp/information/campaign/anzen_anshin/
トヨタは2017年までに衝突回避支援パッケージ『トヨタセーフティセンス』を全ての乗用車に搭載することを予定していますが、今回のマイナーチェンジに伴いマークXにも搭載されるようです。
トヨタセーフティセンスには『P』と『C』がありますが、新型マークXには トヨタセーフティセンスPが搭載されるようです。
ダウンサイジングターボエンジンの採用は見送りか
噂されていた2L直列4気筒DOHCターボエンジンの搭載は見送りとなりそうです。
エンジンのダウンサイジング化は世界的な傾向であり、クラウンアスリートでも2Lダウンサイジングターボエンジンが搭載されたことからマークXへの採用が期待されましたが残念ながら見送りのようです。
新型マークXのエンジンは、
・2.5L V型6気筒DOHCエンジン
・3.5L V型6気筒DOHCエンジン
の2種類となり、組み合わされるミッションは6速ATです。
マークXは今回のマイナーチェンジでモデル消滅か
今回のマイナーチェンジにより2019年までは延命された形となるマークXですが、次期モデルの予定はなくモデル消滅となりそうです。
たしかに日本国内における4ドアセダンの売れ行きを考えると仕方ないのかもしれませんね。
国内にはクラウンやカローラがありますし、北米などの海外ではカムリが人気ですのでマークXは整理される運命にあるのかもしれません。
出典:http://toyota.jp/markx/
個人的にはG'sモデルのマークXが好みだったので消滅は残念で仕方ありません。
自動運転化の流れも含めて自動車は色々と整理される時代に突入したのかもしれませんね。
マークⅡという輝かしい歴史を受け継いだマークXですが、マークⅡ時代からのファンの存在やトヨタという看板があったからここまで販売を継続できていたのかもしれません。しかし日本でしか売れないマークXをこのまま存続するほどの余裕はないのかもしれません。