スズキジムニーが20年ぶりとなるフルモデルチェンジを発表
本格的な4輪駆動オフローダーモデルである『スズキジムニー』。軽自動車ながらその優れた走破性で多くのファンの心を掴んでいます。
現行型のジムニーは1988年10月に登場しましたので、実に20年近い歳月を経てのモデルチェンジになりそうです。
国産車は通常、7~8年でモデルチェンジすることが多いので異例のロングセラーモデルです。
出典:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/
スズキにはご存知のようにクロスオーバーSUV『ハスラー』の存在があります。
ジムニー、ハスラー共にスズキの人気モデルですが、競合や差別化を明確にするために新型ジムニーはより本格的なオフローダーに生まれ変わるかもしれません。
新型スズキジムニーはどうなるのか
スズキによる発表によると、新型ジムニーのデザインは一目でジムニーだと分かるデザインになるようです。
ハスラーとの兼ね合いがあり、デザインの明確な差別化は難しいかもしれませんが、初代のような角ばったスパルタンさを期待してしまいますね。
インテリアに関しては安全装備の問題もあるので硬派を求めることは難しいですが、それでも必要最低限で無駄のないデザインになることが予想されます。
シャシーは過去の歴代モデルと同様のラダーフレームを採用し、パートタイム4輪駆動となる可能性が高そうです。トランスミッションはCVTと5MTの設定になりそうです。
エンジンはR06AターボかK6Aベースの直列3気筒DOHCのどちらを採用するかですが、マイルドハイブリッドになる可能性も捨てきれません。
全域でパワーを求められるオフローダーなので、パワートレインがどうなるかはかなり気になりますね。
まだまだ開発がスタートしたばかりの新型スズキジムニーなので確定情報は少ないようです。
しかし新聞などの情報を見ると、現行型がモデルチェンジしてから20年となる2018年頃か、前倒しをして2017年に発売開始となる可能性が高そうです。今後、様々な開発状況が見えてくる新型スズキジムニーに注目ですね。
スズキジムニーは国内のみならず世界中で大人気なモデルです。趣味でジムニーを所有する『ジムニスト』も世界中に多く存在し、今回のフルモデルチェンジには大注目しているようです。新型スズキジムニーがどんなモデルに生まれ変わるのか楽しみですね。