新型日産セレナ フルモデルチェンジでキャップレス給油口採用

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新機能を満載して登場した新型日産セレナ

日産自動車が販売するミニバン『セレナ』がフルモデルチェンジして2016年8月より発売開始になりました。

5代目となる新型日産セレナには新機能が満載されています。

新型日産セレナはキャップレス給油口を採用

新型日産セレナ フルモデルチェンジでキャップレス給油口採用
出典:http://www2.nissan.co.jp/SERENA/

新型日産セレナには『キャップレス給油口』が採用されています。国内で生産・販売される自動車としては初採用です。

新型日産セレナ フルモデルチェンジでキャップレス給油口採用
出典:http://www2.nissan.co.jp/SERENA/

今までの給油口には燃料キャップが存在し、給油の度に開閉する必要があります。しかし新型日産セレナで採用されたキャップレス給油口では蓋を開けて給油ノズルをそのまま差し込むだけで給油することができ、キャップを開閉する手間を解消しています。

この方式では手が汚れないなどの利点の他に、セルフ式ガソリンスタンドで起こりがちな燃料キャップの閉め忘れがなくなります。

新型日産セレナ フルモデルチェンジでキャップレス給油口採用
出典:http://www.toyoda-gosei.co.jp/news/detail/?id=443

このようなキャップレス給油口は、欧州車やアメリカ車では既に採用されている技術です。従来の燃料キャップ式では給油口と給油ノズルに隙間が生じてしまいます。

そのため給油中にガソリンが揮発して、大気中に拡散する『蒸散』が起きてしまい、欧州では環境問題のターゲットにされていました。そこで登場したのがキャップレス給油口で、蒸散による大気汚染を最小限に留めています。

日本では10年以上欧州から遅れて登場したキャップレス給油口ですが、今後は他車での採用が増加しそうです。

ミニバンとしては世界初となる自動運転技術

新型日産セレナには数々の新技術・新機能が用意されています。

・同一車線自動運転技術『プロパイロット』

プロパイロットは高速道路や自動車専用道路で使用することでドライバーの運転操作を支援するシステムです。アクセルやブレーキを自動でコントロールして車間距離をキープしたり、道路上の白線をモニターしながらステアリングを自動でコントロールして車線中央をキープするシステムにより渋滞や巡航走行時にドライバーを手助けしてくれます。

その他にも、

・インテリジェントパーキングアシスト
・スマートルームミラー
・アラウンドビューモニター
・エマージェンシーブレーキ
・踏み間違い衝突防止アシスト
・車線逸脱警報/防止支援システム
・挟み込み防止機構付きハンズフリーオートスライドドア
・デュアルバックドア

これらの一歩先をいく先進安全装備や快適装備が用意されており好みにより選択可能です。

広さや快適装備、安全装備の全てが充実した新型日産セレナは再びミニバン販売台数1位に返り咲くことができるでしょうか。注目ですね。


世界初、日本初、ミニバン初など新技術や新機能が満載の新型日産セレナですが、問題はこれらが話題先行になることなく売り上げに結び付くのかでしょう。増々加熱するミニバン戦争に新型セレナが勝ち残れるか、勝負は始まったばかりです。