ホンダ新型フィット2016年秋にマイナーチェンジか【低燃費】

リコール問題に揺れるホンダフィット。マイナーチェンジで巻き返しか

ホンダの屋台骨を支えるコンパクトカーの代名詞『フィット』ですが、度重なるリコール問題の影響で売り上げが低迷、トヨタ・アクア、プリウスに後塵を浴びせられる状況を打破するべくマイナーチェンジを断行するようです。

エンジンはダウンサイジングターボ&スポーツハイブリッド改良か

トヨタ・ヴィッツのハイブリッド車登場や、マツダ・デミオのフルモデルチェンジによりフィットのエンジンにも更なる改良が求められています。

フィット・ガソリンエンジン搭載車のエンジンは、フリードに搭載が予定されている1.0L 3気筒ダウンサイジングターボエンジンが採用されるかもしれません。

最大パワー125ps程度、JC08モード燃費30km/L前後が見込まれているガソリンエンジンなので期待できそうですね。

ハイブリッドエンジンはスポーツハイブリッド(i-DCD)の改良により、トヨタ・アクアの燃費性能を上回ってくる可能性が高いようです。

新型ホンダ フィットのエクステリアはどうなるのか

ホンダ新型フィット2016年秋にマイナーチェンジか【低燃費】出典:http://www.honda.co.jp/Fit/

フィットの特徴であるフロントグリルにデザイン変更が行われるようです。一目でフィットを分かる個性的なフロントグリルがどのような形になるのか楽しみですね。

リアに関してはコンビネーションランプのデザイン変更などが噂されています。

2014年のマイナーチェンジで標準装備された『あんしんパッケージ』の不評を受けて、安全装備の改良も行われるようです。

ライバル車が続々と最新の運転支援システムを採用しているので、安全装備の最新化は必須となるでしょう。具体的には、自動ブレーキの改良、車線維持システム、先行車発進お知らせ機能などの搭載が期待されています。

その他にも内装の変更で質感や使い勝手の向上があるかもしれませんが、エクステリアと同様に、大きな変更や改良の可能性は低いようです。

今回のマイナーチェンジでマイナスイメージを払拭して、次に控えるフルモデルチェンジに繋げるのかもしれませんね。


相次ぐリコール問題で、一時期の爆発的人気が鳴りを潜めた感があるフィットです。しかし販売台数ではまだまだ上位にいる人気車なので、今回のマイナーチェンジに期待を寄せる人は多いようです。ホンダとしてもフィットは一番の売れ筋車種ですから巻き返しが最重要課題でしょう。