車検切れの車の再車検は問題なくできるがそのままでは運転できない
ついうっかり車検の有効期限を過ぎてしまったり、しばらく乗らずに放置していた車など、車検が切れた車は車検を受けることで再び乗れるようになります。
しかし車検切れのまま公道を走行させると最高で違反点数12点(90日間の免停)、1年6ヶ月以下の懲役もしくは80万円以下の罰金を科せられてしまいます。
参考記事:車検切れの車を忘れて運転したときの罰則【過失罰規定】
車検切れの車を車検場や車検業者まで持っていくには、斜めの赤線が入った『仮ナンバー』を取得して合法的に公道を走行できるようにするか、積載車などで運搬することになります。
仮ナンバーの取得方法
仮ナンバーは臨時運行許可証と呼び、車検が切れた車を車検場や整備工場に自走させる場合に限り例外的に運行を認めてもらえます。そのため証書に記載された有効期間、経路、目的外の運行は禁止されています。
仮ナンバーの申請は最寄りの市・区役所などで行いますが、仮ナンバーでの運行期間を満たした自賠責保険に加入している必要があります。
まずは損害保険会社や自動車販売店、整備工場などで自賠責保険に加入しておきましょう。
申請に必要なものは以下になります。
- 運転免許証
- 認印
- 自賠責保険証書
- 手数料
- 運行する自動車を証明することができる書類(車検証など)
これらを用意して最寄りの市・区役所に行き、自動車臨時運行許可申請書に記入~提出すれば、その場で仮ナンバーと自動車臨時運行許可証を受取ることができます。
仮ナンバーの許可日数は最大で5日間ですが最低限必要な日数しか許可されません。使用後は仮ナンバーと自動車臨時運行許可証を速やかに返すようにします。(5日以内)
車検を安心かつ格安に受けるには
車検が切れた車でも通常の車検を受けることで公道走行が可能になりますが、信頼のおける整備工場で車検を受けたいところです。
そこでおすすめなのが立会い車検でお馴染みのホリデー車検です。
ホリデー車検では車検のときはお客様に立ち会ってもらい、追加整備は整備士の説明に納得した上で部品交換や整備が実施されます。もし自分が納得いかない場合には整備が行われません。
ディーラーや整備工場に車検を依頼した場合、自分がまだ使えると思う部品でも交換されてしまうことがあります。しかしホリデー車検ではそのようなことはありません。自分の予想以上の車検代に驚くこともなく安心して車検を受けられます。
ホリデー車検加盟店では、車検切れの車を積載車(キャリアカー)に載せて運ぶこともできるので、ご利用予定の店舗で確認することをおすすめします。
車検切れの車でも通常の車検を受けることになりますが、中には特別な車検が必要だからと不当な作業料を請求する悪徳業者も存在します。決してそのような業者に騙されることなく車検を受けるようにしてください。
斜めの赤線が入ったナンバーを不思議に思っていたかもしれませんが、仮ナンバーということを分かって頂けたでしょうか。仮ナンバーの発行を業者に代行してもらうとそれなりの費用が掛かりますが、自分で行えば少しの手数料で済ませることができますよ。