車のエアコンが臭い!原因と対策・除去方法

カーエアコンをつけたときの嫌な臭いを何とかしたい

梅雨時や夏場になると大活躍するカーエアコンですが、久しぶりにスイッチを入れると臭いことがあります。

車のエアコンは建物のエアコンと違って簡単には手入れできないので、使用状況によっては酷く不快な臭いを発してしまいます。

カーエアコンが臭くなる原因とは

車のエアコンから出る嫌な臭いの原因はカビです。すなわちエアコンのスイッチを入れた瞬間にカビの胞子を撒き散らしていることになります。考えただけでもゾッとしますね。

でも全てのカーエアコンにカビが発生するとは限らず、使用状況や保管場所の状態によってカビが発生するかどうかが左右されます。

湿気が多くてジメジメした場所で保管している車は、エアコンだけではなく車全体にカビが発生しやすいと言えるでしょう。

カーエアコンの使用後に、ひと手間掛けることでカビの発生を抑えることができます。

  1. エアコンをオフにしたら温度調節を強(暖房)にして送風で1~2分温風を出す
  2. 送風のまま温度調節を中にして2~3分待つ
  3. エンジンを切って終了

毎回やる必要はありませんが、冷房を使用する時期には少なくても月に1回このような対策をすることでカビの発生を抑えることができます。

これは家庭用エアコンの内部クリーン機能と同じ方法で、エアコン内部に溜まった水分を乾燥させる目的で行います。

タバコの臭いなどはフィルターを掃除・交換する

車のエアコンが臭い!原因と対策・除去方法

タバコやペットなどの臭いもエアコンから出る悪臭の原因です。これらの臭いはエアコンフィルターに付着するので、掃除または交換しましょう。

車のエアコンフィルターは水洗いできないと思われがちですが、洗えるものが多く存在し、洗えないタイプでも意外と大丈夫です。どうせ交換するなら一度洗えるかどうかを試してみてもいいでしょう。

エアコンフィルターはダッシュボードの裏側に付いていることが多く、交換が前提となっているので簡単に取り外しできるはずです。自信がない人は車の取扱説明書をしっかりと読みましょう。

洗ったエアコンフィルターはしっかりと乾かしてから装着しないとカビが発生するので注意しましょう。フィルターの掃除・交換は年に1度行えばOKです。

もしこれらの対策を施しても臭いが消えないようなら、内部にあるエバポレーターが臭くなっているので専門業者にクリーニングしてもらうことをおすすめします。

そうならないためにも内部乾燥とフィルター掃除・交換はこまめに行いましょう。


カーエアコンの嫌な臭いはカビが原因となるとちょっと怖いですね。撒き散らされたカビの胞子を吸い込んでしまうと、様々なアレルギー症状を引き起こす可能性があります。特に小さなお子さんには要注意です。こまめな対策で快適な車内空間を保ちたいですね。