子供が結婚して別居したときは自動車保険を見直すタイミング
子供が結婚して記名被保険者である親と別世帯になったときは、自動車保険の定義上の家族ではなくなります。
そのために自動車保険の見直しが必要で、保険料を節約する絶好のタイミングでもあります。
自動車保険の家族の定義とは
自動車保険における家族の定義は以下の通りです。
- 記名被保険者(主に車を運転する方)
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者またはその配偶者の同居の家族
- 記名被保険者またはその配偶者の未婚の子供
子供が結婚して別居すると自動車保険における家族の定義に当てはまらなくなります。そのために自動車保険の見直しが必要です。
運転者限定条件を見直す
子供が結婚して別居した場合、その子供が親(記名被保険者)の車を運転しないのであれば問題ありません。
しかし親の車を運転する可能性があるときは自動車保険の見直しが必要です。
自動車保険を契約するときに運転者限定条件を「家族限定」に設定して割引を受けている場合、子供が結婚して別居すると家族の定義から外れてしまいます。もしこの状態で親の車を運転して事故を起こすと補償を受けられません。
結婚して別居した子供が親の車を運転する可能性があるときは、親が契約している自動車保険の家族限定を外しておかなければいけません。事故を起こしてからでは遅いので、運転者限定条件の見直しを忘れないようにしましょう。
年齢条件の見直しで自動車保険の保険料を節約する
子供が結婚して別居した場合は年齢条件の見直しで保険料を節約するチャンスです。特に子供の年齢を基準にして年齢条件を設定していたときは大幅に保険料を安くできるかもしれません。
たとえば23歳の子供が結婚して別居したときは、21歳以上補償としていた年齢条件を35歳以上補償に変更するだけで保険料が安くなります。
ただしこの変更をすると、35歳以下の方が運転して起こした事故は補償されなくなるので注意してください。
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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
自動車保険の家族の定義は一般の概念と異なるので注意が必要です。結婚して別居した子供が親の車を運転すると無保険状態になるので運転者条件の見直しが必須です。この見直しは保険料を節約するチャンスでもあるので有効活用したいですね。