交通事故を起こしたら保険会社に連絡する
交通事故を起こすと、気が動転してどうしたらいいのか分からなくなってしまうかもしれません。しかし負傷者の救護や救急、警察への連絡などやるべきことがあります。
交通事故を起こしたときは保険会社に連絡しなければなりません。これは被害者、加害者を問わず必要です。そこで今回は、交通事故を起こしたときの保険会社への連絡方法について紹介していきます。
保険会社への連絡の前にやるべきこと
不幸にも事故を起こした場合、負傷者の救護や救急、警察への連絡を最優先して行います。
- 負傷者の確認と救急への連絡、救護措置
- 警察への連絡
- 二次被害の防止(三角表示板の設置や後続車の誘導など)
- 証拠保全や目撃者の確保(事故現場や事故車両の撮影など)
- 事故の相手の氏名、連絡先、車両の確認
- 怪我の治療
まずは上記の事を終えてから保険会社に連絡します。
保険会社に連絡するタイミングと内容
事故直後は警察や救急への対応があるので、保険会社に連絡するのは難しいかもしれません。警察への対応が落ち着いたところで保険会社に連絡を入れましょう。
保険会社に連絡する内容
- 保険の契約内容(保険証券番号、契約者または被保険者氏名、住所、電話番号)
- 事故の発生日時、場所、原因、状況など
- 双方の車両の損害程度、双方の負傷具合など
- お見舞いの有無、相手との交渉状況など
自動車保険を使う場合は必ず連絡しなければなりません。遅くても事故発生から数日以内に保険会社に連絡を入れるようにします。物損事故や自損事故、もらい事故の場合、保険会社に連絡しない方がいるようですが、これらの事故であっても保険会社に連絡したほうがいいでしょう。
そのときに大丈夫と思っても、後日修理費用や治療費が判明したときに保険金をもらえなくなってしまうからです。保険を使用するかは後から判断するとして、まずは連絡を入れるべきです。
なお事故現場から保険会社に連絡しても、担当者が現場に来ることはあまりありません。
保険金請求には期限がある
自動車保険は事故発生から60日以内に保険会社に事故通知をしないと、損失を補填しない決まりがあります。事故から数ヶ月経って保険会社に連絡する人はいないと思いますが、 保険金の請求には期限があると覚えておきましょう。
保険会社の連絡先は保険証券に記載されています。証券不発行を選択している場合は保険会社のサイトを見て確認します。万が一に備えて保険会社の連絡先を、車検証と共に車の中に置いておいたほうがいいですね。
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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
保険を使うことによる等級ダウンや保険料アップを心配したり、保険を使うまでもないと素人判断して連絡を入れない方がいますが、まずはとりあえず保険会社に事故連絡を入れておきましょう。せっかく高い保険料を払っていても事故連絡を怠ると保険金をもらえませんよ。