新車を購入したときに付けたい車両保険だが何年目まで必要なのか
新車を購入したときに車両保険に加入する方が多いようです。たしかにせっかく買った新車を守るために車両保険に入っておきたい気持ちは分かります。
しかし新車は車両保険の設定金額(協定保険価額)が高いので、保険料の高さが問題になります。そこで今回は新車購入から何年目まで車両保険に入るべきか考えてみたいと思います。
保険料に見合うだけの車両価値があるのか
車両保険の設定金額(協定保険価額)は年々下がっていきますが、それに伴って保険料が安くなるわけではありません。
新車から3年目の間は車が新しい上に車両保険の設定金額(協定保険価額)と保険料のバランスが悪くないので、オールリスク対応の一般型車両保険の加入を検討してもいいと思います。
新車から3年目以降は車両保険の設定金額が下がって、保険料に対する補償金額が割りに合わなくなってきます。もし車両保険に加入するなら補償範囲を限定したエコノミー型車両保険を選ぶことで保険料を節約できます。
新車から何年目まで車両保険を付けるかですが、6年目、7年目までは車両保険の補償内容を限定することで保険料と補償金額のバランスが保たれます。しかし8年目以降は減価償却が終わっていたり、車両保険の設定金額が少なくなるので車両保険に加入しなくてもいいでしょう。
高級車や人気車種・特殊車は年数が経過しても車両保険が必要
高級車や人気車種は新車から年数が経過していても車両価値が高いので、車両保険の設定金額を高く設定できることがあります。
クラシックカーやヒストリックカー、旧車なども年式に関係なく高い価値を保っています。
このような車は事故を起こしたときの損害が大きいので、新車からの年数に関わらず車両保険を付けておいたほうがいいでしょう。
経済的に問題なければ車両保険に入る必要はない
車両保険は事故などによって自分の車に生じた損害を補償してくれる保険です。万が一の事故が起こったときに自分で払えない修理費を補償してもらうために保険料を払うわけですが、経済的に余裕があってすべて自腹で払えるなら車両保険に入る必要がないといえます。
対人・対物賠償と違って車両保険の補償額は限度があって現実的な金額なので、イザというときは自腹で直すという考え方で車両保険に入らない人が多いのも事実です。
車両保険を検討するときはできるだけ多くの保険会社から見積もりをもらって比較してみましょう。数ある無料一括見積もりサイトの中でおすすめなのが→→→保険スクエアbang!自動車保険一括見積もりです。
様々な車両保険のプランを比較して自分に合った保険を選んでください。
この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
車両保険は安心を求めれば求めるほど保険料が高くなっていくので、ある程度の割り切りも必要です。一般型の車両保険は基本保険料の倍近い金額になることがあるので、保険料と設定金額のコストパフォーマンスを考えながら加入を決めたほうがいいと思います。