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狭い道でのすれ違いは怖い!上手にすれ違うポイントやコツとは
狭い道を車で走っているときに対向車が来ると慌ててしまいますよね。
車の運転に慣れていない人はもちろんですが、ベテランドライバーでも狭い道のすれ違いが苦手な人は多いようです。
でも、ちょっとしたコツで車両感覚を掴むことができて、スムーズなすれ違いができるようになります。
狭い道でのすれ違いのポイント
道幅に対する自分の車と対向車の幅を見極める
狭い道を走っているときには道幅を常に意識しましょう。対向車が来てから道幅を意識すると慌ててしまいます。
自分の車と道幅に対する割合が分かっていれば、対向車が来ても目視ですれ違えるかどうかが判断できます。
左側に寄せながらすれ違いができるスペースを見つける
狭い道を走行中に対向車を確認したら、早めに左側に車を寄せられるスペースを見つけましょう。
道幅は一定のように見えても電柱の間などで広くなっている場所があります。
自信が無い場合には無理に前進せず、その場で左側に寄って止まります。スペースが充分であれば対向車は通り抜けていくでしょう。
もしどうしてもすれ違うスペースが無いときには、どちらかの車が後方に下がってスペースを探すことになります。
自分が下がるときには落ち着いてバックし、脱輪や接触に充分注意するようにしましょう。
すれ違うときは慎重に
早くすれ違いたい思いが強いとついついスピードを上げがちになります。
しかし、はやる気持ちを抑えて徐行ですれ違いましょう。必要なときにはすぐに止まれるスピードが安心感を生みます。
対向車との接触に気を付けますが、左側方への接触にも注意しましょう。
狭い道でのすれ違いのコツ
左に車を寄せるときには真っすぐに
左側に幅寄せするときには車体をなるべく真っすぐにしましょう。斜めにしてしまうと幅をとり、すれ違いができなくなります。
障害物があるほうが止まり、意思表示ははっきりとする
どちらかが止まって待つときには、障害物があるほうが待つようにします。
そして止まるときにはしっかりと止まり、動くときには速やかに動きましょう。中途半端な行動は相手に混乱を与えてしまいます。
車の最大幅はドアミラーと覚えておく
ドアミラーが車の最大の幅なので、お互いのミラー同士が当たらなければすれ違いが可能です。
道路に対して真っすぐに直進状態で車を進めていけば左側は当たらないはずなので、ドアミラーが対向車に接触しないことに気を使うだけです。
常に止まれるスペースを意識して走る
狭い道を走っていときには対向車がいつ現れてもいいように、止まることができるスペースを探しながら走るようにしましょう。
狭い道でのすれ違いが苦手になる原因のひとつに、『車両感覚』が把握できていないこともあります。
特に車の左側の感覚が掴めていないことが多いようです。
駐車場などへ止めたときに、車内から見た障害物までの距離感と、車を降りて確認した実際の距離との差が少なくなるように意識してみましょう。
狭い道で車同士がすれ違うことを苦手な人は、慌ててパニックになったり、曖昧な車両感覚のまま勢いで行ってしまう人が多いようです。慌てず、慎重に、行けるときには速やかに進み、止まるときにはしっかりと止まることで苦手意識も克服できるはずです。