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車についた鳥のフンはボディの塗装を痛める
毎年、春先になると急増するのが鳥のフン被害です。どんなに高級車であっても、鳥のフンがついていたら台無しですよね。
車についてしまった鳥のフンは、正しく落とさないとボディの塗装を痛めてしまう厄介者です。
そこで今回は、車についてしまった鳥のフンやシミの落とし方や対策について紹介していきます。
なぜ鳥のフンが車の塗装を痛めるのか
鳥のフンには2種類あって、酸性のフンとアルカリ性のフンがあります。
どちらにしても車の塗装を傷める成分が含まれていて、放置していると塗装面を侵食して塗装剥がれやシミの原因になります。
車についた鳥のフンの落とし方
車についた鳥のフンは、フンが付いてからの経過時間によって落とし方が違います。
柔らかい状態のフン
まだ付着して間がない柔らかい状態のフンであれば、ウエットティッシュや濡らしたティッシュペーパーで拭き取るとキレイに除去できます。
固まりかけのフン
付着して数時間が経過した固まりかけのフンは無理に落とさないようにしましょう。
フンに水を掛けるか、濡らしたウエスなどで覆って柔らかくしてから除去します。
頑固にこびりついたフン
時間が経過してカチカチになってしまったフンは少し濡らした程度では除去できません。
お湯を掛けたり、蒸しタオルを当てるなどして根気よくふやかしていきます。
フンが柔らかくなれば簡単に除去できるはずです。
車についた鳥のフンを落とすときの注意点
窓ガラスについたフンも、水などで濡らして柔らかくしてから拭き取ります。
横着してウインドウウオッシャー液とワイパーで落とそうとすると、汚れが広がるだけでなくワイパーブレードや窓ガラスを痛めてしまうのでやらないようにしましょう。
頑固にこびりついた鳥のフンを除去すると、ワックスやコーティングが剥がれてしまうので再度ワックス掛けやコーティング処理することをおすすめします。
鳥のフンの付着を防止する方法・対策
走行中に空から降ってくる鳥のフンから逃れることは不可能ですが、駐車中なら車への付着を未然に防止できます。
鳥よけグッズを置く
100円ショップやホームセンターなどで売っている鳥よけグッズを車の近くに置くと多少は効果があります。
車にボディカバーを掛ける
屋外駐車場に停めているのならボディカバーの使用が効果的です。
鳥のフンだけでなく、紫外線による塗装の劣化を穏やかにしたり、イタズラや犬・猫による被害の防止を期待できます。
どんなに高価でカッコいい車でも、鳥のフンがついていたらみっともないですね。最悪、塗装も剥がしてしまうほどの悪影響を及ぼす鳥のフンが付着したら、速やかに取り除いておきましょう。除去するときは、ふやかして柔らかくすることを忘れないでください。