運転中にウトウト、居眠り運転は危険!
車を運転するドライバーなら長距離運転や疲れているときなどの運転で、ついウトウトしてしまったことは経験したことがありますよね。
近年居眠り運転が原因の悲惨な事故が多く発生しています。ハンドルを握る側としては、いつ自分が加害者になるか分からないのが居眠り運転なので、事故を起こす前に対策を講じることが重要になります。
出典:http://lowelawgroup.com/
居眠り運転の原因は?
居眠り運転の原因として挙げられるのが『睡眠不足』と『疲労』です。
これらに加えて、薬の服用や食事後の満腹状態が重なると更に眠気が増してしまいます。
また、「時間に不規則な生活を送る人」、「体内時計の乱れや夜間の労働時間が長い人」も居眠り運転をしやすい傾向にあるようです。
居眠り運転が原因となる事故の特徴は死亡率の高さです。眠ったままの運転ではハンドルやブレーキを操作することができず、減速や危険回避することなく事故を起こすから当然ですよね。
事故が起きやすい場所は単調な直線道路やカーブが多く、対向車との衝突や路肩にはみ出て歩行者を撥ねたり建物にぶつかったりと、無意識のまま事故を起こすので重大な事故となります。
時間帯としては、深夜~明け方や昼食後など眠気が強くなる時間に多く発生しています。
居眠り運転を防止するには
運転中に眠くなったら車を安全な場所に停めて仮眠をとるのが一番です。
運転中に眠気と戦って打ち勝とうとする方法もありますが、所詮は急場しのぎですぐに眠くなってしまいます。眠くなったらとにかく寝ることが一番です。
ただし仮眠後にすぐ運転を再開するのは考えものです。頭がボーッとしていたり、体がまだ起きていない状態で運転することは居眠り運転と変わらないからです。
仮眠後には車から降りて身体を動かしたり、コーヒーを飲む・ガムを噛むなどして身体を目覚めさせてから運転再開しましょう。
運転中に眠くならないコツは、とにかく早めに休憩をとって疲労を溜めないことです。
「2時間に1回は休憩をとろう」と言われているが、運転中に一瞬でも意識が飛んだり、車線からはみ出したり、生あくびが出るなどの兆候が出始めたらすぐに休憩をとって必要なら仮眠をとるべきです。
ちなみに私自身は、「あること」を運転中に意識するようになってから眠気を覚えることが皆無になりました。
『車は危険物であるガソリンを大量に積んで走っている』このことを常に意識して運転していれば眠くなることは一切起きなくなりました。
人によっては「我が子のために居眠り運転なんてできない」とか「大切な恋人を悲しませたくない」など、居眠り運転で事故を起こさないために意識するといいでしょう。
居眠り運転の車は暴走車であり走る凶器です。自分の人生だけではなく多くの人の命をも奪いかねない危険な行為であることを充分に認識してほしいですね。少しでも眠くなったら車を停めて仮眠をとる。これだけで居眠り運転は激減します。