契約途中で自動車保険を乗り換えるとお得なのか
➤➤➤自動車保険 見積もりを試した結果、今までよりも安い自動車保険が見つかった場合にはすぐに乗り換えたくなりますよね。でも契約期間がまだ残っていて満期日を迎えていない自動車保険を乗り換えるとお得なのでしょうか?
契約途中で自動車保険を乗り換えると損をする可能性も
満期日を待って自動車保険の乗り換えをする場合には問題なく移行することができ保険料が安くなるメリットを受けることができますが、満期前に乗り換えるとなると少し勝手が違うようです。
- 年払い契約の場合、解約返戻金で損をすることも
- 保険料追加請求の可能性や等級引継ぎで保険料がアップすることも
年払いで保険料を前払いしている自動車保険を、満期前に解約した場合には『解約返戻金』を受け取ることができます。解約返戻金は契約の残期間に応じて月割り計算されますが、短期率という科率で計算されるので、単純な月割り計算と比較して70%程度の金額になってしまいます。そのため満期日まで待ってから乗り換えをしたほうが結果的に安く上がることがあります。
※月払いの場合は翌月からの支払いがストップするだけで解約返戻金は発生しません。
現在の自動車保険を使って事故などの補償を受けたことがある場合には、新たに契約する保険会社から追加の保険料請求が来ることがあります。また、新たに契約する保険では今までより低い等級での契約になるので、等級の進行が遅れて保険料がアップしてしまいます。
基本的には満期日を待って自動車保険の乗り換えをするのがおすすめ
満期前に自動車保険を乗り換えることは、結果的に損をしたり、様々なデメリットがあるのであまりおすすめできません。
もし満期前に乗り換えをする場合には、現在の自動車保険契約終了日と新規加入の自動車保険契約開始日に空白が生じないように調整しましょう。この空白期間は無保険車になるので事故を起こしても補償はおりません。
また新しく加入する自動車保険会社に『保険期間通算特則』があるときには利用してみましょう。保険期間通算特則は今までの保険契約と新規保険契約の期間を合算して1年とするので、今までの等級を引き継いで乗り換えることができます。
総合的に考えると、どうしても今すぐに保険会社を変更したい理由がない限りは、現在の自動車保険の満期を待ってから乗り換えることをおすすめします。
自動車保険の満期日が近づいてきたら➤➤➤自動車保険見積もりのインズウェブで今までよりお得になる保険会社を見つけるのが賢明な方法です。
自動車保険を乗り換えるにはタイミングが重要ですね。目先だけでなく総合的な判断で行動を起こさないと結果的に損をしてしまうようです。そして重要なのは乗り換えの際に、現在の保険会社に解約の意志をしっかりと伝えておくことです。これを怠ると二重契約になってしまいますよ。