5月に車検を受ける時の注意点【自動車税納税証明書】

目次

5月に車検を受けるときの自動車税納税証明書の扱い

毎年5月になると自動車税の納付期限がやってきます。

車検を受けるときに自動車税を支払ったことを証明する自動車税納税証明書が必要になりますが、5月に車検を受けるときはどの年度の自動車税納税証明書を出せばいいのでしょうか。

ここでは5月に車検を受けるときの自動車税納税証明書の扱いや注意点について紹介していきます。

5月に車検を受ける時の注意点【自動車税納税証明書】

自動車税納税証明書とは

自動車税は毎年4月1日時点での所有者に課されて、5月末日が納付期限です。自動車税を支払ったことを証明するのが自動車税納税証明書で、車検を受けるときに必要となる書類です。

ただし平成27年4月以降、納税証明書の電子化に伴って、普通車の車検時の自動車税納税証明書の提出が不要になりました。しかし納付直後の車検は今まで通り自動車税納税証明書が必要なので注意してください。

軽自動車の車検は従来通り自動車税納税証明書が必要です。

5月に車検を受けるときに提出する自動車税納税証明書

自動車税は毎年5月末日が納付期限です。5月に車検を受ける場合は自動車税の納付時期と重なってしまうので、今年の納税証明書が必要なのか前年度の納税証明書でいいのかが気になるところです。

車検に必要な自動車税納税証明書は「車検を受けるときに有効期限が来ていないもの」となっているので、5月に車検を受ける場合は前年度の納税証明書で問題ありません。

中古車の場合に必要な自動車税納税証明書

中古車を購入して5月に車検を受けるときも、基本的には上記と同じ考え方で大丈夫です。車検証の有効期限が5月末日までということであれば、前の所有者が支払った自動車税の納税証明書を提出します。

5月に車検を受けるときの注意点

5月に車検を受けるときは自動車税の納付タイミングに注意しなければなりません。

車検は車検証の有効期限の1ヶ月前から受けることができます。

5月に車検を受ける場合は前年度の自動車税納税証明書があれば大丈夫ですが、もし車検を受ける前に今年の自動車税を納付した場合はその納税証明書を提出します。

つまり車検を受ける時点で有効期限が残っている「最新の自動車税納税証明書」が必要ということです。

納税証明書の電子化による注意点

普通車に関しては納税証明書の電子化に伴って、車検時の自動車税納税証明書の提出が不要となりました。

しかしこれには条件があり、自動車税を滞納していない、自動車税納付から3週間を経過しているなど、それらをクリアしている場合のみ納税証明書の提出が免除されます。


5月に車検を受ける車の場合、有効期限が来ていない最新の納税証明書があれば大丈夫です。当然のことながら自動車税の滞納期間があると車検を受けられません。自動車税は毎年期限内にきちんと納付しておきましょう。