車両保険は修理工場の見積もりによって損害額が確定する
一般的に車両保険の請求申請は修理工場から修理代金の見積もりをもらって、保険会社がその見積書の金額が妥当と認めることで損害額が確定して保険金が支払われます。
ところが、この一連の流れに少し工夫するだけで、受け取る車両保険の保険金が増えるかもしれません。
修理費用の見積もりは複数の修理工場からもらう
自動車の修理工場は日本のいたるところに存在しています。もちろん修理工場によって修理金額が異なり、高い値段で修理するところもあれば安い値段で修理してくれるところもあります。
車両保険を使って車を修理するときは、修理工場による値段の違いに着目してみましょう。
具体的には複数の修理工場から修理代金の見積もりをもらい、その中からもっとも高い見積書を保険会社に提出します。
このときに保険金の支払先を「自分の口座」にしておくのがポイントです。修理工場の口座ではダメです。
保険会社が見積書の内容と損害状況を照らし合わせて、問題がなければ保険金があなたの口座に支払われます。
修理工場によって修理費用が異なることは保険会社も承知しています。修理費用が高くても常識の範囲内であれば保険金の支払いが行われます。
車両保険の保険金を受け取ったら安い見積もりを提示した修理工場で修理する
車両保険の保険金を受け取ったら、一番安い見積書を提示した修理工場に修理を依頼します。この方法で保険金と修理費用の差額を得ることが可能になります。
50万円の見積書を保険会社に提出して保険金を受け取り、45万円で修理する修理工場に依頼すれば差額の5万円が自分の手元に残ります。
余ったお金は他の箇所の修理に使ったり、車両保険を使ったことによる翌年の保険料アップに備えることも可能です。
修理工場による修理費用の違いを利用することで、お得に車両保険を使うことができます。
※修理費用の見積もりは無料とは限りません。また保険会社から査定費用を請求されることもあります。あまりにも多くの修理工場から見積りを取り過ぎると、経費がかさんで損をしてしまう可能性があるので注意してください。
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自分に合った車両保険を見つけて保険料を節約してください。
この記事のライター：自動車保険サイト管理人「結城」
車両保険を使うと翌年の等級がダウンして保険料がアップしてしまいます。しかし見積もりのもらい方と保険会社への提出を工夫することで、車両保険を賢く利用することができます。もちろん合法的なやり方なので、興味がある人は試してみる価値大です。
