60代・70代の自動車保険の選び方・保険料相場

60代・70代の自動車保険の選び方・保険料相場

事故リスクが増加傾向にある60代・70代

60代70代の方は35歳以上の年齢条件が適用されるので自動車保険料を安くすることができますが、事故を起こすリスクは増加傾向にあるようです。

毎日車を運転していると分かりにくいかもしれませんが、60代になると確実に運転技術が衰えてきます。それまでは考えられないようなミスを起こすのも60代以上の特徴です。

60代・70代の自動車保険料が値上げ傾向にある

今までは35歳以上の割引率が一定となっていましたが、最近ではさらに細かく世代別で割引率を設定したり、35歳~65歳までの方を対象とした割引特約を用意する保険会社が登場してきました。

事故発生リスクが増加傾向にある60代・70代の自動車保険料は、見直しが進んで値上げされる可能性が高いようです。

長期先払い契約を活用する

60代・70代の方の保険料値上げ対策として、自動車保険の長期先払い契約をする方法があります。

3年や5年といった長期契約をしておけば、契約期間中は事故を起こしても等級が下がることはありませんし、保険料を前払いすればその分の割引を受けられます。

70代になると事故を起こす確率がグンと高くなりますが、事前に事故を起こしても保険料が変わらないように対策をしておくことが重要になってきます。

車に乗らなくなったら中断証明書を発行する

加齢に伴って車を手放すことになったら、自動車保険中断証明書を発行しておくことをおすすめします。

60代以上の方の等級は20等級付近まで進んでいることが多く、再び車に乗るようになったり、同居の親族が自動車保険に加入するときに中断証明書があると有利になります。

60代以上の方が車を手放すと、もう車には乗らないと判断して中断証明書を発行せずに解約してしまうことが多いようです。中断証明書の発行は無料ですし、等級が7等級以上であれば解約せずに中断にしておくほうがお得です。

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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
アクセルとブレーキの踏み間違い事故など、高齢者ドライバーの問題がクローズアップされていますが、車がないと生活できない方がとても多いという現実もあります。しかし70代になっても自分で車を運転するのはかなりのリスクだと思います。少しでも不安を感じたら免許返納をして、自動車保険の中断証明書を発行することをおすすめします。