20歳以下(10代)の自動車保険の選び方・保険料の節約方法
20歳以下の自動車保険料は高い
自動車の運転免許証は18歳から取得可能です。せっかく免許をとったからすぐにでも車を買って乗り回したい気持ちは分かりますが、自動車保険(任意保険)に必ず加入するべきです。
20歳以下(10代)の方が自動車保険の契約をするときに、一番のネックになるのが保険料の高さです。
そこで今回は、20歳以下(10代)の自動車保険の選び方や保険料の節約方法について紹介していきます。
20歳以下(10代)の自動車保険料はなぜ高いのか
20歳以下の方が主な運転者になって自動車保険を契約するときは年齢条件を「全年齢補償」に設定します。
全年齢補償はもっと保険料が高くなる条件です。たとえ親の名義で加入しても20歳以下の方が運転する場合は全年齢補償にしなければなりません。
また20歳以下の方が自動車保険に加入するときは新規扱いになるので、もっとも割引率が低い6等級からスタートします。
このような理由から、20歳以下の方の保険料は驚くほど高くなってしまいます。しかしどんなに保険料が高くても自動車を運転する以上、必ず自動車保険に加入しなければなりません。
20歳以下(10代)の自動車保険料の節約方法
親の自動車保険を有効活用する
20歳以下の方が自動車保険に加入するときのポイントが親の自動車保険です。同居の家族であれば等級の引き継ぎや親の名義で加入することもできます。
親の自動車保険を引き継ぐ
同居の家族なら親の自動車保険を引き継ぐことが可能です。等級が進んでいる親の自動車保険なら保険料をかなり節約できます。
親の自動車保険の名義を子供に譲渡する
たとえば親の自動車保険が20等級で、この自動車保険の名義を子供が購入した車に譲渡したとします。
この場合、親は今まで乗っていた車に新規で自動車保険に加入しますが、セカンドカー割引が適用されて7等級からのスタートになります。
結果として親の保険料は高くなりますが、子供の保険料と合わせたトータルの金額で見ると大幅な節約になります。
親の名義で車を購入して自動車保険に加入する
親の名義で車の購入をして親の名義で自動車保険に加入すれば、上記の子供に譲渡する方法と同様にトータルの保険料は安くなります。
セカンドカー割引を適用する
親の自動車保険を活用することが難しい場合は、親と同居していて親の自動車保険が11等級以上であればセカンドカー割引を適用して7A等級(11%割増)で加入できます。
ただし親の自動車保険を引き継ぐ場合に比べて保険料は高くなります。
20歳以下の方が6A等級でスタートする場合
親が車を持っていなかったり、親と同居していない場合の20歳以下の方の自動車保険は6A等級(28%割増)でスタートします。
このような場合、新車を購入して一般型の車両保険を付帯した自動車保険に加入すると、年間の保険料が20~30万円以上になってしまいます。
20歳以下の方がここまで高額な保険料を負担することはさすがに厳しいと思います。しかし6A等級スタートでも工夫次第で保険料を節約できます。
安い車を買う
安い車であれば車両保険を付ける必要がありません。
さらに自動車保険の内容を対人・対物賠償無制限、搭乗者傷害のみなど、最低限の補償にして対物賠償に免責設定をつけます。
このように車両保険をつけずに最低限の補償内容にすれば、6A等級スタートでも保険料を10~12万円程度に抑えることが可能です。
1年間無事故で過ごせば翌年の等級が7F等級になって、さらに保険料が安くなります。
20歳以下の方や6Aおよび7A等級の方は車両保険をつけない
20歳以下の方や6Aおよび7A等級の方は車両保険をつけないほうがいいでしょう。
車をぶつけて事故を起こすリスクが高い年齢ですが、全損レベルの事故を起こさない限り車両保険を使って翌年の等級をダウンさせるリスクが高いからです。
20歳以下の方は高価な車を買わない、そして車両保険に入らないのが賢い自動車保険の加入方法です。
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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
20歳以下(10代)の方が自動車保険の契約をすると、あまりにも高額な保険料に驚くことと思います。しかし工夫次第では保険料を節約することが可能です。さらに自動車保険見積もりサイトで通販型自動車保険を比較すれば、最安値の保険会社を見つけることができます。