自動ブレーキ搭載車は自動車保険が安くなる【先進安全自動車割引】

自動ブレーキ搭載車は今後自動車保険が安くなる可能性が高い

近年、急激に装着率が向上している自動ブレーキですが、今後は自動ブレーキ搭載車の自動車保険安くなる可能性が高くなってきました。

今回は衝突被害軽減ブレーキともよばれる自動ブレーキ搭載車の自動車保険料について紹介していきます。

自動ブレーキとは

自動ブレーキとは障害物を察知して自動的にブレーキを掛けるシステムのことで、衝突被害軽減ブレーキともよばれています。

自動ブレーキ以外にも国土交通省が先進安全自動車の推進を実施していて、先進安全自動車割引(ASV割引)がすでに導入されています。

自動ブレーキ装着車の自動車保険料割引制度導入が検討されている

2016年12月に損害保険料率算出機構は保険料の参考純率を改定しましたが、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)装着の有無による保険料割引制度を各保険会社が導入できるようにすると発表しました。

さらに2018年1月1日以降に損害保険料率算出機構は型式別科率クラスの仕組みを一部改善して、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)装着の有無によって保険料区分をするための保険料係数を導入することとなりました。

これにより自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)搭載車の保険料は最大で9%引き下げられる見通しです。

割引の対象車両は発売後約3年以内の型式で自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載している車両です。(自家用普通、小型乗用車の場合)

現在、型式別科率クラスが導入されていない軽自動車も、2020年1月1日までに型式別科率クラスが導入されるまでの間は発売時期を問わない全型式で自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載している車両が割引の対象になります。

自動ブレーキの普及で自動車保険料はどうなるのか

自動ブレーキなどの先進安全技術はまだまだ発展途上中です。今後の技術革新によって事故率が低下すれば、さらなる保険料の割引が期待されます。

これから車を購入する予定がある方は、先進安全自動車を選ぶことで保険料割引の恩恵が受けられるかもしれません。

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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
実際に自動ブレーキ搭載車の人身事故発生件数の低下が確認されていて、先進安全自動車の事故率が低いことが認められたようです。しかしどんなに技術が進化した車であっても、安全運転に努めていきたいですね。