自動車保険の保険金請求に必要な交通事故証明書

保険金を受け取るには事故が起きたことを証明する交通事故証明書が必要

自動車保険を使って保険金を請求するときは交通事故証明書が必要になります。

この証明書は任意保険でも自賠責保険でも必要となる書類で、事故時に警察に届けを出してあれば交付してもらえます。

しかし警察に事故を届けていないと交通事故証明書の交付は受けられません。

交通事故証明書は警察に届け出ていないと交付されない

交通事故証明書は自動車安全センターに交付申請を出して行います。

しかし交通事故に遭ったときに警察に届け出ていないと、事故が起きた事実が記録されていないので交通事故証明書が発行できません。

そもそも交通事故を起こしたときは警察への連絡が義務付けられています。事故に遭ったときは加害者でも被害者でも警察への連絡を怠らないようにしましょう。

交通事故証明書の交付ができる人は以下の通りです。

  • 事故の加害者
  • 事故の被害者
  • 事故の加害者または被害者の親族
  • 保険金の受け取り人

部外者は申請することができません。

交通事故証明書の交付申請手続き方法

交通事故証明書の交付申請方法は3種類用意されています。

自動車安全運転センターで申請する

自動車安全運転センターの窓口で交通事故証明書交付申請書を入手できます。必要事項を記入したら手数料540円とともに提出すると受理されます。

事故資料が自動車安全運転センターに揃っていれば即日交付されます。事故資料がない場合は後日郵送されます。

インターネットで申請する

自動車安全運転センターのホームページにある、申請用ページに必要事項を入力して交付申請します。

申請後7日以内に手数料540円を振り込むと、証明書が後日郵送されます。

郵便振替で申請する

警察署や保険会社にある郵便振替用の申請用紙を入手します。

必要事項を記入して手数料540円とともに郵便振替手続きをすると、証明書が後日郵送されます。

交通事故証明書の交付申請は保険会社が代行してくれる

保険会社によっては交通事故証明書の交付申請代行サービスを行ってくれるようです。自分で交付申請をするのが面倒な方は一度保険会社に問い合わせてみましょう。

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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
交通事故証明書がない場合に保険金を請求するには、警察に届け出なかった理由や目撃証言書の書類が必要になるなど、とても面倒です。事故の事実をあとから証明することはかなり難しく、保険金を受け取れなくなる可能性が高くなるので、小さな事故であっても警察への届け出を怠らないようにしましょう。