【自動車保険】同居の親族の補償範囲

自動車保険を契約する上で重要な同居の親族の意味

自動車保険の契約条件や保証内容を検討するときによく目にするのが「同居の親族」です。

一般的な概念でいう同居の家族とは意味が異なる部分があって、あいまいな認識のままだと事故を起こしたときに補償を受けられない可能性があります。

そこで今回は自動車保険における同居の親族の補償範囲について紹介していきます。

自動車保険における同居の親族とは

「同居」とは同一生計や扶養関係の有無に関わらず、同一家屋に居住していることをいいます。また「親族」とは6親等内の血族、配偶者および3親等内の姻族をいいます。

自動車保険における同居の親族とは、記名被保険者またはその配偶者と同じ家に住んでいる親族のことです。血縁があって一緒に住んでいれば大丈夫ですね。

自動車保険における同居の定義

同居とは同じ家の中で共同生活をしている状態のことをいいます。

自動車保険における同居の定義では以下の3点は関係ありません。

・生計が同じか否か
・扶養関係があるかないか
・実際の住所と住民票の住所が同じか否か

これらは一切関係なくて、同じ屋根の下に住んでいれば同居しているとみなされます。

同居のポイントはお風呂やトイレなどの生活設備を共有しているか否かです。同じ建物や敷地内であっても生活設備が別々なら同居とは認められません。

自動車保険における親族の定義

親族とは「6親等以内の血族」および「3親等以内の姻族」のことをいいます。

自動車保険-同居の親族の補償範囲2

血族とは血縁関係にある人のことです。配偶者とは婚姻(内縁)関係にある人のことで、婚約者は含みません。姻族は婚姻によって親戚関係になった人のことです。

これらは自動車保険の定義だけでなく、法律で定められた範囲です。

同居の親族が関係してくる契約条件や補償

同居の親族が関係してくる契約条件や補償は以下の通りです。

・年齢条件
・運転者限定条件
・個人賠償責任補償特約
・自転車特約など

同居の親族の意味をあいまいに理解していると事故のときに同居の親族が補償されなかったり、補償が重複して無駄な保険料を支払うことになったりします。

自動車保険を契約する上で同居の親族の意味はとても重要です。特に同居の判断が難しいので間違えないようにしてください。

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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
同居の親族のことを紹介してきましたが、細かい内容が多いですね。もし判断に迷ったら保険会社に確認したほうが無難だと思います。別居すると家族間の等級引き継ぎなどができなくなるので、同居している間に行っておきましょう。