自動車保険の更新を忘れて満期が過ぎてしまった

自動車保険の更新を忘れて満期が過ぎてしまった

自動車保険の更新を忘れたらどうなるのか

一般的な自動車保険は1年契約です。契約期間満了後は、そのまま継続か他社に乗り換えかを選択します。もし更新忘れたらどうなるのでしょうか。更新の案内を見落として、期限切れになる方が結構いるようです。

更新を忘れても一定期間は救済措置があります。しかしそれ以降になると新規契約扱いになって、今までの等級も引き継ぎされません。そこで今回は自動車保険の更新を忘れたときの対処方法について紹介していきます。

自動車保険は基本的に自動更新される

自動車保険には「自動継続特約」がついていて、基本的に自動更新されます。

自動継続特約とは満期日から1ヶ月以内に手続きをすれば更新したものとみなされる特約です。もし9月30日が満期日であれば10月31日までに更新すればOKです。

自動継続特約期間中に更新すれば満期日を過ぎていても交通事故の補償対象です。また前年度が無事故ならば等級がひとつ上がって保険料が安くなります。

しかし満期日から1ヶ月経過すると更新できなくなります。更新手続きを忘れていても1ヶ月以内であれば問題ありませんが、くれぐれも保険会社から届く更新通知を見逃さないようにしてください。

自動車保険を他社に乗り換えるときは7日以内に行う

自動車保険を他社に乗り換えるときは期限が定められているので注意しましょう。

保険会社を他社に乗り換えるときは、旧保険の満期日から新保険の始期日までが7日以内でなければなりません。7日以内に乗り換え手続きを完了することで今までの等級を引き継ぐことができます。

もし8日以上経過した場合は、新保険が6等級からのスタートになって保険料が高くなってしまいます。保険会社の乗り換えを考えたときは満期日の前から手続きを開始して、新保険の始期日を7日以内に合わせるようにしてください。

このときは旧保険の解約手続きは不要です。前述したように1ヶ月経過すると自動的に保険満了になって更新がキャンセルされます。

割増等級がある場合

1~5等級の方は保険料が割増しになっています。そのためにわざと更新をせずに、新規契約を選んで6等級スタートを狙う方がいます。

しかし割増等級のデータは13ヶ月保存されています。しかもこのデータはすべての保険会社で共有されているので、他社に乗り換えても割増等級が適用されてしまいます。

もし割増等級を逃れたいのなら、満期日から14ヶ月以上待って契約すれば6等級スタートになります。しかしその期間は任意保険未加入になるので、自動車の運転を控えることは言うまでもありません。

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この記事のライター:自動車保険サイト管理人「結城」
せっかく長い期間を掛けて等級を進めてきても、更新を忘れたら水の泡です。満期日の1ヶ月ほど前から更新案内通知が届くので、見落とさないように気を付けてください。他社に乗り換えるときも期限に注意です。