当て逃げをしてしまったが警察への届け出は後日でもいいのか

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当て逃げをしたときに警察へ遅れて届け出ることについての質問

先日当て逃げをしてしまいました。

そのときは怖くなって逃げてしまったのですが、今となっては警察に届けなかったことを後悔しています。ぶつけたときの状況はスーパーの駐車場から出ようとしたときに右側面を相手の車のバンパーに擦ってしまった感じです。

大きな音がしたので動揺してしまい逃げてしまいましたが、私の車の傷は10センチ程度で少し凹んでいました。相手の車の傷は見ていないので分かりませんし、ナンバーも控えていませんし車種も覚えていません。

このままぶつけられた相手が見つかるまでそのままにしておいてよいでしょうか?それとも警察に連絡をしたほうがいいのでしょうか?

 

速やかに警察に出頭してぶつけてしまったことを申し出ましょう。

 

 

当て逃げは犯罪であることを理解しましょう

当て逃げをしてしまったが警察への届け出は後日でもいいのか

当て逃げをして逃げてしまった事実はもう変えることができませんが、相手の車の持ち主が戻るまで待つべきでしたね。せめてあなたの連絡先と簡単なお詫びを書いたメモを、相手の車のワイパーにでも挟んでおけば状況がだいぶ違ったかもしれません。

もう既に被害者が警察に被害届を出しているかもしれませんが、あなたが今するべきことは速やかに警察へ行って事実を報告することです。

バレなければいいだろうとか面倒くさいなどと思ってそのままにしていると、時間が経てば経つほどあなたの状況は不利になっていきます。

スーパーの駐車場に防犯カメラはありませんでしたか?近年は高い確率でスーパーやコンビニの駐車場に防犯カメラが設置されているので、あなたがぶつけた場面や車のナンバーが記録されているかもしれません。

防犯カメラがなくても被害者の車にドライブレコーダーが付いていることもあります。まずは警察に届け出をしましょう。そして警察からの指示に従ってください。

当て逃げに時効はあるのか

当て逃げの損害賠償に対する時効は『3年』です。

ただし当て逃げをした瞬間から3年ではなく、『被害者が損害を受けた事実や加害者の存在を知ってから』3年になります。更に当て逃げをしてから20年経過で全ての請求権が消滅します。

20年間ビクビクして過ごすよりも、速やかに警察に届け出て然るべき処分を受けることを心からおすすめします。そして被害者には誠心誠意の気持ちで心からあやまって車の修理をするようにしましょう。


当て逃げはバレなければ大丈夫と甘い考えを持つ人がいますが、立派な犯罪なので正直に警察に申告するべきです。傾向として、当て逃げする人はひき逃げをする可能性が高いようです。今回の質問者のような人は重大事故を起こさないよう意識を変える必要がありますね。