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運転免許取得までの期間や費用に関する質問
期間は最短で2週間前後で取得可能ですが、最長期限が9ヶ月と決められています。
運転免許は取得方法によって期間と費用が大きく異なる
運転免許の取得でもっとも気になるのが掛かる期間や費用のことでしょう。一般的に運転免許の取得=教習所通いと思われていますが、合宿免許や一発免許で取得すれば短時間かつ低費用で済ませることも可能です。
今回は運転免許取得までの期間や費用について紹介していきましょう。
運転免許の取得に必要な費用
運転免許を取得するまでに掛かる費用はおよそ15~40万円前後です。ずいぶんと金額の差がありますが理由は取得方法の違いです。
合宿で取得する「合宿免許」のほうが安上がりで、15万円前後、教習所や自動車学校に通う「教習所免許」が30~40万円前後です。
教習所は民間経営なので場所や規模によって設定料金がまちまちです。基本的に大都市圏ほど料金が高くて、入校性が多い教習所ほど割安になるようです。また春先や夏休み時期は学生が集中する繁忙期なので料金が高くなる傾向にあります。
教習所に通わずに運転免許センターで学科、技能試験を受験して免許を取得することを「一発免許」といいます。 一発免許で1回もミスすることなく合格した場合は24,450円で免許証の取得が可能です。しかし一発免許はとても難易度が高いので、過去に免許取得の経験がない限り難しいでしょう。
運転免許の取得までに掛かる期間
運転免許の取得までに掛かる期間は最短で2週間です。そのため合宿免許の多くは入校から2~3週間で免許取得できるようにスケジュールが組まれています。
運転免許の取得は法律で期限が設けられています。教習がスタートしてから卒業証書を取得するまでの期間が最長9ヶ月です。仮免許の有効期限や卒業検定試験にも期限が定められているので注意しましょう。
運転免許を取得する方法・流れ
運転免許取得までの期間や費用が分かったところで、取得の方法や流れについて説明していきましょう。
※ここでは普通運転免許の取得について紹介していきます。
合宿なのか教習所なのか
まず最初に決めるのが教習所や自動車学校の種類です。短期間で集中して免許を取得するなら合宿免許、空き時間や自分の好きな時間を利用して免許を取得するなら教習所免許を選びます。
第一段階教習
第一段階教習は教習所内を走行して運転の基本技術を学んだり、運転に必要な知識を学ぶ教習です。
第一段階の教習時限数は以下の通りです。
AT車限定免許の場合
学科教習10時限
技能教習12時限以上
MT車免許の場合
学科教習10時限
技能教習15時限以上
第一段階教習終了後に「修了検定」と「仮免許学科試験」を受けて合格したら第二段階教習に進みます。
第二段階教習
第二段階教習は実際の路上を走行する技能教習や、実際の運転や交通法規に則した知識を学ぶ教習です。
第二段階の教習時限数は以下の通りです。
AT車限定免許の場合
学科教習16時限
技能教習19時限以上
MT車免許の場合
学科教習16時限
技能教習19時限以上
第二段階教習終了後に「卒業検定」と「本免許学科試験」が行われます。卒業検定は教習所周辺の公道を走行する技能試験です。
仮免許の有効期限は6ヶ月間で、全課程修了後3ヶ月以内に卒業検定に合格しなければなりません。
本免許学科試験に合格すると卒業証書が発行されます。卒業証書の有効期限は本免許学科試験合格から1年間です。
運転免許センターで学科試験と適性検査を受験する
教習所や自動車学校を卒業したら運転免許センターで学科試験と適性検査を受験します。学科試験は100点満点で、90点以上とると本免許試験合格となります。
適性検査と本免許試験に合格したら運転免許の取得です。免許取得日は本免許試験に合格した日です。
免許証取得までの流れを説明しましたが、難しいことはほとんどありません。また余程のことがない限り、期限内に取得できると思います。
2~3週間に渡って拘束されることをいとわなければ、短期間かつ低費用で免許取得ができる合宿免許がおすすめです。教習所通いの場合、時期によってはなかなか教習予約がとれないことがあります。時間的な余裕を持つことが必要です。