改造車を買うときの注意点・ポイント【中古車選び】

目次

改造された中古車を買うときに注意しておきたいこと

改造車を買うときの注意点・ポイント【中古車選び】

中古車を探していると『改造車』が見つかることがあります。

ちょうど自分が探していた車種に、エアロパーツや脚周りなどのアフターパーツが装着されていると、もしかしてお買い得かも!?と飛びつきたくなりますよね。

しかし改造車を買うときにはノーマル車とは違うポイントをおさえて購入しないと、割安と思って買ったのに後々高くついてしまうことがあります。

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改造車選びのポイント・注意点

通常は車を売却したり下取りに出す前に、ノーマル状態へ戻してから手放すのが常識です。

理由は簡単で、車は純正のノーマル状態が一番高く買取や下取りしてもらえるからです。それでもあえて改造車として中古で売られている場合には、何か理由がある可能性が高いです。

考えられる理由としては、

  • 改造のときに外した純正部品を処分してしまった
  • ぶつけたり破損してしまった箇所を安く直すために中古のアフターパーツを使った
  • 車体などに加工を施したので純正部品が付かなくなってしまった

この中で最も避けなければならない改造車は「車体などに加工を施したので純正部品が付かなくなってしまった」です。

加工を施してパーツを装着したということは『該当するパーツしか装着できない』ということです。もしそのパーツが壊れたり、調子が悪くなって交換するときには再び同じパーツでないと付かないことになります。

社外のアフターパーツが何年も継続して販売されることは稀なことなので、交換用に同じ部品を手配しても入手できないことがほとんどです。こうなると純正部品が装着できるように加工し直すか、他の社外パーツを加工して付けるしか手段がなくなってしまいます。

このような理由から車体などに加工を施してアフターパーツを装着している改造車は、よほどのケースでない限り手を出すべきではありません。

一番問題ない改造車は、車体などに加工をした形跡が無い車です。

いわゆるボルトオンのアフターパーツを装着している改造車で、なおかつ外した純正部品が揃っている個体です。これならば、多少相場よりプライスが高くても、あとからアフターパーツを揃える費用を考えるとお得といえます。

もし純正部品が揃っていなくても、程度の割りに安価な価格設定の改造車なら買いなのかもしれません(もちろん車体などが加工してない個体で)。

いずれにしても次にまた売却するときのことも考えると、純正状態に戻せる改造車を選ぶことが非常に重要です。

改造車専門の中古車店が必ずしも有利とは言えない

改造車を選ぶときには改造車専門の中古車店で選ぶのが良いと言われます。

たしかに通常の中古車店よりは改造車に対する知識もありますし、修理や車検に対するノウハウも持っています。

しかし前述したように『ノーマル状態に戻せない』改造車を扱っている割合は改造車専門の中古車店のほうが高いと言えます。

また、改造車専門の中古車店のほうが修理や車検で有利と思われるかもしれませんが、そのメーカー・車種の修理を専門に扱うスペシャルショップやチューニング専門店のほうがよほどノウハウをもっています。

もし普通の中古車販売店で改造車を購入しても、それらのスペシャルショップで修理・車検をしてもらった方が確実に信頼性が高くなりますよ。


改造車選びは冷静に見極めることが大切です。どんなに特別な改造が施されていたとしても、再現性が無い車には価値が無いと言えます。どんなに改造された車でもノーマル状態に戻せることが重要です。