セルフ式ガソリンスタンドでの給油方法・やり方・注意点

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意外と敬遠されるセルフガソリンスタンド。でもやり方が分かれば簡単

セルフ式ガソリンスタンドを知っているけれど、なんとなく怖くてフルサービスガソリンスタンドばかり利用してしまう人が意外と多くいます。

しかし近年ではセルフサービスガソリンスタンドが主流になってきたことにより、フルサービスを探してガス欠してしまうこともあるようです。

自分で給油機を操作することに不安を感じるかもしれませんが、入れ方注意点を覚えておけば簡単に給油できます。

車の給油口や油種を把握しておこう

まずは自分の車の給油口の位置を確認しておきましょう。

セルフ式ガソリンスタンドでの給油方法・やり方・注意点
出典:https://blog.allstate.com/is-your-gas-cap-on-the-left-or-the-right/

車の給油口は車種により位置が異なることがあります。

新しい車やレンタカーなどでは給油口位置を確認しないで乗り込んでしまうと、それだけでガソリンスタンドに行くのが嫌になってしまうかもしれません。

そんなときにはガソリン残量を表示するメーターの三角マークを確認してください。

三角マークが右向きなら給油口は進行方向に向かって右側、三角マークが左向きなら給油口は左側についています。

参考記事:車の給油口が左右どちらにあるか見分ける方法

車に入れる油種も確認しておきます。油種は3種類あり、ガソリンスタンドの給油ノズルは燃料の種類により色が決められています。

セルフ式ガソリンスタンドでの給油方法・やり方・注意点

・レギュラーガソリン→赤色
・ハイオクガソリン→黄色
・軽油(ディーゼル)→緑色

よくある勘違いが軽自動車だから軽油を入れると思い込むことです。

軽自動車にはディーゼル(軽油)車は存在しません。全ての軽自動車はガソリンなので間違えないようにしましょう。

給油の際に油種の間違いを防止するリングが販売されています。

給油間違い防止リング

自分の車の油種を確認し、その色のリングを車の給油口に嵌めておけば同じ色の給油ノズルで給油することで誤給油を防止できます。

もしガソリンと軽油を間違えて給油してしまったら、エンジンを掛ける前にガソリンスタンドの店員を呼んで対応してもらいましょう。

参考記事:ガソリンと軽油を間違えて車に給油したときの対処方法

セルフ式ガソリンスタンドでの給油のやり方

セルフ式ガソリンスタンドでは、フルサービスガソリンスタンドのように来店しても店員が車を誘導してくれないので、自分で空いている給油機を探して車を横付けします。

給油機に横付けするときには、給油口の位置に合わせて左右を選びますが、停車するときに給油機に近づけすぎるとタッチパネル操作や給油が困難になってしまうので無理に幅寄せしないようにしましょう。1mくらい給油機から離れていても大丈夫です。

セルフ式ガソリンスタンドでの給油方法

1.油種を選ぶ

まずは車に入れる油種をタッチパネルの中から選びます。次に給油量を設定しますが、満タンの他に数量(リッター数)指定や金額指定でも給油できます。

※数量指定や金額指定で給油した場合、指定した数量に達する前に満タンになってしまったときには自動的に給油がストップするので、それ以上給油ノズルを握ることは止めて給油を終了しましょう。

料金の支払い方法を現金かクレジットカードのどちらかを選択します。現金の場合は給油前にお金を投入しておき、給油後にお釣りを返してもらうタイプと、給油後に精算するタイプがあるので給油機の表示に従いましょう。

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2.給油口を開く

※まずは作業前に静電気除去シートに触れて、体に溜まった静電気を放出しておきます。

給油口は運転席下付近にあるレバー(給油機のマークが表示されていることが多い)を引っ張ると蓋が開きます。

給油口にはキャップがついているので左に回して開けます。外したキャップは蓋の裏に引っ掛けるかキャップ置き場に置きます。

3.給油する

使用油種のノズルを取り、給油口に差し込んで給油をします。レバーの握りが浅いとセンサーが働かず、燃料を溢れさせてしまうことがあるので一杯握るようにします。

満タン、または指定数量・金額に達したら自動的に給油がストップします。レバーから手を離したら給油ノズルを給油機に戻します。

※自動的に給油がストップした後に、注ぎ足し給油をすると溢れることがあるのでやらないようにしましょう。

給油が終わったらキャップを右に回して閉め、カチカチと音がしたら閉まった証拠です。最後に給油口の蓋を閉めます。

4.精算する

給油機の指示に従って精算をします。

セルフ式ガソリンスタンドで給油するときの注意点

ガソリンスタンドでの給油は危険物を扱うので、禁止されていることや注意点があります。

タバコの火気や携帯電話使用禁止

給油中にガソリンが気化するのでガソリンスタンドでは火気厳禁です。

タバコは運転手、同乗者を含めて吸ってはいけません。給油中に携帯電話を使用すると注意力が散漫になるので使用禁止です。

給油中のエンジン停止

給油中は引火防止のためにエンジンを停止させましょう。万が一発火した場合のことを考えて車の窓やドアを閉めておきます。

携行缶への給油禁止

セルフ式ガソリンスタンドでは携行缶への給油が禁止されています。もちろんポリタンクへの給油もできません。

慌てず落ち着いてやればセルフ式ガソリンスタンドでの給油はそれほど難しくありません。

ただし禁止事項を守るようにして、キャップの閉め忘れには充分に注意してください。

セルフ式ガソリンスタンドは24時間営業のところが多いので、給油方法をマスターしておけばガソリンスタンドを探し回る心配が少なくなるので安心ですよ。


ガス欠ギリギリのときに、1,000円程度だけ給油した場合にはガソリンメーターが上がらず給油ランプが消えないことがあります。これは給油量が少なすぎるためで故障ではありません。ケチらずもう少し給油すればメーターが上がります。