交通違反で捕まったときにもらう紙の色の違いは何か

車やバイクに乗っているときに、交通違反をして捕まると警察官から紙をもらいます。この紙のことを通称『切符』と呼んでおりご存知の人も多いのではないでしょうか。

切符には白・青・赤の3種類があり、違反内容や悪質度によってもらう切符の色が違ってきます。

↓実際の違反切符はこんな感じです
交通違反で交付される白・青・赤切符の違い【罰金・点数】

比較的軽微な違反で交付される白・青切符

白切符

点数切符の白切符には告知書と書かれており色は白色です。

白切符は違反点数が加算されるものの、反則金が定められていない違反をした場合に交付対象となります。

代表的な違反としてはシートベルト装着義務違反幼児用補助装置(チャイルドシート)使用義務違反ヘルメット装着義務違反などです。

青切符

青切符には交通反則告知書免許証保管証と書かれており色は青色です。

青切符は行政処分には該当しない軽微な違反かつ反則金が定められている違反をした場合に交付対象となります。

青切符の場合は納付書に書かれた金額の反則金を、期間内に納付すれば裁判による審判が免除されます。もし取締りに不服があれば、刑事手続きを経て裁判に進むことも可能です。

なお、反則金の納付はあくまでも任意であり、期間内に納付しないときには刑事手続きに移行します。

この場合には1ヶ月ほどすると赤色の『交通反則通告書』が送られてくるので記載内容に従うことになります。

青切符対象の代表的な違反としては30km/h未満のスピード違反信号無視駐車違反など非常に多くの対象違反があります。

重大な違反で交付される赤切符

白・青切符は軽微な違反を犯したときに交付されますが、赤切符は行政処分(刑罰)が科される重大な違反を犯したときに交付される切符です。

赤切符

道路交通違反事件迅速処理のための共用書式(交通切符)の赤切符には告知票免許証保管証と書かれており色は赤色です。

赤切符は行政処分(刑罰)が科される重大な違反を犯したときに交付される切符です。免許停止や取り消しなどの対象となる違反点数6点以上が加算されます。

赤切符では刑事裁判と刑罰を受けて前科がつく

赤切符を交付された場合には刑事裁判を受けることになり、検察で取り調べが行われた後、裁判が開かれて刑罰が決定します。

しかし交通違反の場合は事件数が多いために簡易裁判所(交通裁判所)での略式裁判を受けることが可能となっています。略式裁判の場合は法廷での審理はなく、書類や証拠等を確認した上で罰金の金額が決定されます。

罰金額は当然ながら高額で、酒気帯び運転20~30万円、50km/h以上のスピード違反10万円程度が相場です。なお無罪となる可能性はゼロに等しく、ほぼ100%の確率で有罪となります。

もし略式裁判に応じなかったり、極めて悪質な違反の場合には公判請求され正式裁判が開かれます。その場合には懲役刑や禁固刑になることもあるようです。

略式裁判で罰金刑が確定すると『前科』がつくことになります。

罰金刑の場合は5年間、禁固刑以上の場合は10年間経過すれば前科が消えることになりますが、その期間中は履歴書などの処罰欄に前科を記載しなければいけません。

違反切符について説明してきましたが、何色の切符にせよもらわないように安全運転に徹することが一番です。特に赤切符は人生を変えてしまうほどの威力があるので、できればお目にかからないようにしたいところですね。

ライター:こだわりの車好き「小林ナオト」
交通違反のことを意外と軽視する人が多いようです。しかし赤切符が交付されるような重大違反は立派な犯罪であり、犯罪者名簿に名前が掲載されることを知っておきましょう。もし切符をもらったときには反則金(罰金)を払って終わりではなく、二度と同じ過ちを犯さないように心がけていくことが大切ですよ。
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