高価な車のホイール・タイヤを盗難から守る

ホイールタイヤはある意味、無防備な状態で車に装着されています。最近のホイール・タイヤは1本で10万円超も珍しくなくて、盗まれたときのショックは計り知れません。

高価なホイールを盗難から守る手段として様々な種類のロックナットが発売されていますが、盗難防止効果が弱い製品が存在するのも事実です。

そこで今回はロックナットを使ったホイールタイヤ盗難防止対策について紹介していきましょう。

車のホイールやタイヤの盗難防止対策【マックガード】

ロックナットの種類

通常のホイールナットは正六角形です。対辺サイズの違いこそあれ、国産自動車ならホイールレンチさえあれば誰でもナットの脱着が可能です。

ホイールの盗難防止対策を狙ったナットは一般的なホイールレンチで緩められないように特殊な形状をしています。

変則多角形タイプ

車のホイールやタイヤの盗難防止対策【マックガード】

通常のホイールレンチで緩められないように三角形や五角形、七角形など変則的な多角形で作られたナットです。ナットの脱着は専用のキーソケットを使って行います。変則多角形タイプは比較的安価で、容易に入手できるロックナットといえます。

外溝タイプ

車のホイールやタイヤの盗難防止対策【マックガード】

外溝タイプは外周部に溝が切ってあるナットです。溝の幅や間隔などを変えることで防犯効果を持たせています。変則多角形タイプよりも同じキーソケットに合致する確率が低いので、好んで使われている方が多いようです。

内溝(スピンシュラウド)タイプ

車のホイールやタイヤの盗難防止対策【マックガード】

ナットの内側に溝が切ってあり、非常に盗難防止効果が高いロックナットといわれています。

 

内溝(スピンシュラウド)タイプでもっとも有名なのが「マックガード」です。

マックガード独自の花柄キーパターンは同じものがないといわれるほど無数の種類があって、完全に合致した専用キーでないと脱着不可能です。

現在市販されているロックナットの中でマックガードがもっとも盗難防止効果が高くておすすめです。大切なホイールを絶対に盗まれたくないなら、マックガード以外は考えられません。

ロックナットの欠点やデメリット

ロックナットを装着すれば一般的なホイールレンチで緩められないので、盗難防止対策はバッチリなはずです。しかしロックナットの種類によってはあまり盗難防止効果が高くないことがあります。

変則多角形タイプや外溝タイプの欠点が同じパターンを持つキーソケットの存在です。このタイプのロックナットは数種類~数十種類程度しかパターンが存在せず、同じパターンを持つナット・キーソケットが日本全国で発売されています。

勘のいい方ならお分かりでしょうが、変則多角形タイプや外溝タイプのロックナットを付けていても同じパターンを持つキーソケットがあればまったくの無力なのです。このタイプのロックナットはあくまで気休め程度の防犯効果と思ったほうがいいかもしれません。

内溝(スピンシュラウド)タイプにもデメリットが存在する

世界最強の盗難防止効果を誇る内溝(スピンシュラウド)タイプですが、オンリーワンゆえのデメリットが存在します。

内溝タイプのキーパターンは同じものがないオンリーワンなことが最大の特徴です。しかしこれは専用キーソケットでないと脱着できないことを意味しています。そのため専用キーソケットを紛失するとホイールを外すことがほぼ不可能になってしまいます。

マックガードの専用キーソケットを紛失した場合、シリアルナンバーを控えてあればスペアのキーソケットを購入することができます。しかしシリアルナンバーが分からないときはナットを強引に破壊するしか手段がありませんが、それはかなり困難な仕事です。

ロックナットは高価なものほど盗難防止効果が高くておすすめですが、管理がおろそかでオーナー自身が外せなくなったら本末転倒です。キーソケットの紛失が怖くてグローブボックスに保管している方がいますが、車上荒らしに遭ったときのことを考えると得策ではありません。

ライター:「アンドロイド村上」
プロの窃盗団に狙われたらなにをしても無意味といわれますが、可能な限り犯行を思いとどまらせる対策をしておきたいものです。せっかくロックナットを導入するなら盗難防止効果が高いものを選びましょう。
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