販売台数に伸び悩むステップワゴン

2015年4月にフルモデルチェンジしたステップワゴンですが、販売台数が伸び悩んでいるようです。ホンダ車の中でも売れ筋車種であるステップワゴンは販売台数で1位に輝いたこともある人気ミニバンです。

2015年4月にフルモデルチェンジした現行ステップワゴンは、同クラスのライバルミニバンに差をつけるべく登場したモデルです。しかし登場からわずか1年足らずでモデルチェンジ効果が薄れてしまい、ライバル車であるトヨタ・ノア&ヴォクシーや日産・セレナに販売台数で後れをとってしまっています。

ホンダ 新型ステップワゴン 2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデル追加か
出典:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/

裏目に出たステップワゴンのフルモデルチェンジ

基本的には良くできたミニバンである5代目ステップワゴンですが、フルモデルチェンジでの新機能や変更点が皮肉にも裏目に出てしまったようです。

ホンダ 新型ステップワゴン 2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデル追加か

5代目ステップワゴンで話題となった『わくわくゲート』と呼ばれるリアゲート。通常の縦開きにプラスして横開き機能を可能にし、リアゲートから簡単に乗降できる便利な機能です。

たしかにアイディア的には優れた新機能ですが、横開き機能を追加したことによりリアゲートがかなり重くなり、通常の縦開き開閉が重くて大変と不満の声がユーザーからあがっていました。

ホンダ 新型ステップワゴン 2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデル追加か

そして人気低迷の一番の原因が『ダウンサイジングターボエンジン』の搭載でした。主にヨーロッパ車のエコ対策で主流となっているダウンサイジングターボエンジンですが、国内ではまだ一般的でなく、特にミニバン購入で決定権を持つ奥様方から評価を得られなかった点が不人気の最大の原因となったようです。

国内でヒットしているエコカーはハイブリッドであり、ダウンサイジングターボエンジンではないということですね。ハイブリッドエンジンを持たない5代目ステップワゴンが不人気となったのは、現在のエコカーの傾向から見て致し方ない結果であるようです。

ステップワゴンのマイナーチェンジ

2017年のマイナーチェンジでハイブリッドエンジンが搭載される

ホンダはステップワゴンの人気を復活させるべく、次期マイナーチェンジでハイブリッドエンジンを搭載するようです。

ホンダ 新型ステップワゴン 2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデル追加か

搭載が噂されているハイブリッドシステムのひとつが新型アコードやオデッセイに搭載されている『SPORT HYBRID i-MMD』。2LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンと走行用/発電用2モーターによるハイブリッドシステムで、システム最高出力158kwを誇るハイパワーでありながらJC08モード燃費30.0km/Lの低燃費を達成しているユニットです。

ただし現行ステップワゴンが1.5Lガソリンターボエンジンなので、今以上に大排気量エンジンを搭載するのかは微妙なところです。

ホンダ 新型ステップワゴン 2017年のマイナーチェンジでハイブリッドモデル追加か

もうひとつがフィットやヴェゼルに搭載されている『1.5L i-VTECエンジン+i-DCD』ハイブリットシステムです。現行ステップワゴン1.5Lガソリンターボエンジンの110kwに対し、 1.5L i-VTECエンジン+i-DCDが81kwと低パワーな点が気になりますが、ステップワゴンのJC08モード燃費15.0km/Lに対し36.4km/L(フィットの場合)と圧倒的に低燃費な点は魅力的です。

現行ステップワゴンの燃費の悪さも不人気の一因なので次期パワーユニットが低燃費であることは絶対条件になるでしょう。ハイブリッドモデルの追加で、ステップワゴンが再びミニバン首位に返り咲くのか注目ですね。

ライター:「アンドロイド村上」
ホンダの中核モデルとして、販売上重要な存在であるステップワゴンの失速はホンダにとって痛手であったようです。原因は何といってもユーザーのニーズを捉えきれていなかったことですが、2017年のマイナーチェンジでユーザーの期待に沿うようなモデルになるのか期待したいところです。
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