飲酒・酒気帯び運転の基準や罰則【罰金はいくら?】

飲酒・酒気帯び運転の危険性

飲酒運転による悲惨な事故が後を絶たないようだ。平成21年度に施行された行政処分の強化により飲酒運転事故は年々減少しているものの、まだまだ甘い考えでお酒を飲んで運転するドライバーが存在するのが現実だ。ここでは飲酒運転がなぜ危険なのかを考えてみよう。

飲酒・酒気帯び運転の基準や罰則【罰金はいくら?】

飲酒が身体に及ぼす影響とは

飲酒をして血中アルコール濃度が高まると身体には次のような影響が表れる。

運動機能の低下

飲酒により中枢神経が麻痺することで運動機能の低下が起こり、ブレーキやハンドル操作の反射速度が遅くなる。

理性や自制心の低下

アルコールが入ることにより普段、自分を制していた理性が低下することで開放的になり、乱暴な運転やスピードの出し過ぎなど危険な状態に陥ってしまう。

視力や聴力などの感覚機能の低下

車を運転する上で最も大切な視力が低下し、視野が狭くなることで認知能力や状況判断が低下。信号の見落としや歩行者の発見が遅れるなど反応が鈍くなる。

集中力の低下

飲酒は脳に影響を与え、集中力や判断力を低下させてしまう。スピードの感覚がなくなったり居眠り運転を誘発するなどの影響を及ぼす。

このように飲酒運転をすると自分で自分をコントロールできなくなり、他人を巻き込む事故を起こす可能性が高くなってしまう。お酒を一滴でも飲んだら如何なる理由があったとしても絶対に車を運転してはいけない。

飲酒運転防止に役立つのが『アルコールチェッカー』。

数秒でアルコール濃度を検出できるので、二日酔いが気になるお酒好きの人は1台持っていることをおすすめしたい。

飲酒運転をすると厳しい行政処分と罰則が科せられる

飲酒運転には『酒気帯び運転』と『酒酔い運転』があるが、どちらにも厳しい行政処分と罰則が待っている。

酒気帯び運転

吸気中のアルコール濃度が0.15mg/l以上の状態を酒気帯び運転と呼ぶ。

吸気中のアルコール濃度が0.15mg/l以上0.25mg/l未満の酒気帯び運転をした場合には違反点数13点の加算、免停90日、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。

吸気中のアルコール濃度が0.25mg/l以上の酒気帯び運転をした場合には違反点数25点の加算、欠格期間2年、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。

酒酔い運転

飲酒量に関係なくアルコールの影響により車両等の正常な運転ができない状態を酒酔い運転と呼ぶ。

酒酔い運転をした場合には違反点数35点の加算、欠格期間3年、5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。

※欠格期間とは運転免許が取り消された場合に、改めて運転免許を受けることができない期間のこと。

飲酒したドライバーに車を提供した人やお酒を提供した人、飲酒運転と知っていながら同乗した人も罰せられる。

酒気帯び運転をしたドライバーに車を提供した人

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

酒酔い運転をしたドライバーに車を提供した人

5年以下の懲役または100万円以下の罰金

酒気帯び運転をしたドライバーにお酒を提供した人、飲酒運転と知っていながら同乗した人

2年以下の懲役または30万円以下の罰金

酒酔い運転をしたドライバーにお酒を提供した人、飲酒運転と知っていながら同乗した人

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

酒気帯び運転による死亡事故率は飲酒無しの8倍近くになり、酒酔い運転による死亡事故率は飲酒無しの32倍近くにもなってしまう。いかに飲酒による影響が大きく、重大事故に繋がりやすいかが分かると思う。飲酒運転は極めて悪質で危険な犯罪なので絶対にしないようにしよう。

この記事を書いた著者:「こだわりの車好き:naoto」

自分はお酒に強いから少しくらい飲んでも大丈夫とか言う人がいるが、本人が自覚していないだけでアルコールの影響は確実に出てくるので絶対に飲酒運転をしないようにしよう。本人だけではなく他人までも不幸にしてしまう飲酒運転の悲惨さだけは経験しないようにしたいものだ。

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